横文字の好きな自民党の無知な政治家先生が考えそうな「TOEFL」活用提言には反対だ

 自民党教育再生実行本部は4日、大学の受験や卒業資格に英語運用能力テスト「TOEFL」を活用するとした提言をまとめた。
 対象は、全国の国公立大学で、学部ごとに基準点数を定め、基準に満たない場合は、受験や卒業ができなくなる。
 自民党遠藤利明議員は「今回の議論は、グローバルな人材を育成する。これが前提です」と述べた。
 自民党は、提言を週明けに安倍首相に提出するほか、夏の参議院選挙の政権公約に盛り込むことにしている。
 

これFNNのニュースである。
 

 そもそもこの「TOEFL」とは何ぞや。
 ウィキペディア - Wikipediaでは次の様になっている。
 『TOEFL(Test of English as a Foreign Language = 「外国語としての英語のテスト」、トーフル)は、アメリカ合衆国NPOであるEducational Testing Service(ETS)が主催している外国語としての英語のテストである。その名称の通り非英語圏の出身者のみを対象としており、英語圏の高等教育機関による入学希望者の外国語としての英語力判定のために用いられる。』とある。
 恐らく自信を深めた安部首相を初めとする、今では怖いもの知らずで、何でも出来ると勘違いしてるバカな連中が暇つぶしに考えたのだろう。とにかく経済大国ナンバツーの地位を中国に取られたために、急いで世界に通用する人材の確保に考えた事であろう。グローバルな人材は既に民間レベルでは育成されている筈なのだが、今更何を思ったのか。
 私にはITに遅れた、4、50代に急遽パソコンを教えるようなものであるとして反対する。これではまたしても、大学受験の固定化に繋がり、決して良い結果は生まれないと私は思う。戦後の植民地教育で、英語圏でさえ難しいと言われた文法を教えて来た日本の英語教育に今更何だと言いたい。そんな事考え高校生に負担を掛ける前に、まず高校教師に英会話を教える方が先ではと言いたい。私は暴論と言われても良い。こんな事考えるの安倍の腰ぎんちゃくのチビッコギャング山本一太あたりではと推測している。