何で今国家主権を祝うんだ、選挙で公約したとして民主に当てつけかこれでいいのか自民党さん、石破さん

 政府は12日午前の閣議で、1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効を踏まえ、日本の主権回復と国際社会復帰を記念する式典を4月28日に政府主催で開催することを決定した。
 国会近くの憲政記念館天皇、皇后両陛下をお迎えし、安倍首相ら各界の代表者が出席する。
 
 安倍首相は閣議で、「奄美、小笠原、沖縄が戦後一定期間、我が国の施政権の外に置かれた苦難の歴史を忘れてはならない。沖縄の基地負担の軽減に取り組むとともに、奄美、小笠原、沖縄を含めた我が国の未来を切り開いていく決意を新たにすることが重要だ」と述べた。72年まで米国の施政下にとどめ置かれた沖縄県には式典への反発があるため、配慮を示した。政府は、仲井真弘多ひろかず沖縄県知事ら各都道府県知事も招待する方針だ。

 
これは3月12日の読売新聞の報道である。
 
 

 おかしな「アベノミクス」に翻弄され、今度は4月28日を「主権回復の日」等と閣議決定し、今年は政府主催の式典を行い、天皇皇后を出席させるというのである。この事から私は我が日本国はこれでいいのかと、この安倍晋三に凄い不安を感じる。まだある。TPP論議と合わせて、「極東裁判(東京裁判)は勝者による断罪である」と発言したり、従軍慰安婦問題では93年の、河野談話の見直しに言及もしている。
 これでは完全なる右傾化であり、本当に自民党さんこれで良いのか。
 「言った事は守らなければならない」として守る「有言実行」表面に、これでは守らなかった民主党に対する当てつけであるが、私にはこのままどんどん右寄りになるのが不安である。根底には民主的な選出に異議を唱えさせない完全なる独裁が見えてくる。
 これで良いのか自民党さん、石破さん。と言いたい。