公務員叩きの橋下大阪市長が戻って来た

 大阪市橋下徹市長が平成24年の1年間で、ツイッターでつぶやいた回数が計5749回に上ったことが1日、分かった。年末のつぶやきでは、今年から昼休み時間中に市役所の庁内放送で流していた音楽を中止し、「『前例がないからできない』は言わない」といった職員の意識改革を促すスローガンに切り替える意向を表明。市職員にとっては、おとそ気分にも浸れないようなつぶやきが相次いだ。
 橋下市長が職員にとって安らぎの一時である“ランチタイム改革”を表明したのは12月30日。
 ツイッター上で「(市役所は)サービス業であることの意識を来年から徹底していきます」と宣言。その上で、「今、大阪市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます。それを止めて、来年から組織のスローガンを流していきます」と書き込んだ。
 スローガンの候補案としては「役所事業はサービス業であることを意識せよ」「『前例がないからできない』は言わない」「『担当が違います』は言わない」「朝礼はやってますか?」などが有力だが、市長は「民間だったら当たり前のこと。皆さんからもご意見を!」と呼び掛けている。
 また、朝礼については「公務員の世界では超過勤務手当が発生するからできないというバカな議論がある」と痛烈に批判。大阪市では職場での朝礼実施は問題ないとの認識を示した。
 このほか、29日のツイッターでは「『前例がない』はNOの理由をきちんと言えないときに多発。このフレーズは脳を腐らせる」とし、職員が「前例がない」を口にすることを禁止するとした。
 24年最後のつぶやきは、グローバルイノベーション事業の部門長公募の告知。「成長戦略を語る人は山ほどいるのですが、実践して下(くだ)さる方は少ないんです。よろしくお願いします!」と呼び掛けた。

 
産経新聞の報道である。

 
 
 全くもって私は橋下市長の主張に全面的に賛成である。
 実は私もこの自治体職員(所謂公務員)を形容するに、以前より何度も取り上げたが、私が独自に定義した形容語句がある。それは(私が40数年による付き合いで解かった私が作った定義)次の様になる。
 公務員とは『与えられた仕事は忠実にこなし、決して前例を作らず、前例を踏襲し、「責任」と言う言葉に異常に反応し、それの回避には天文学的才能を発揮する人種である』
 この私の定義は、橋下市長の主張にピッタリだと思う。我ながら良く出来ていると今自画自賛しているところでもある。
 
 私は橋下さんが大阪市長に転じ、維新を立ち上げた当りから人が変わったように見受けられガッカリしていた。がしかし、選挙が終わり、本腰で大阪市と言う自治体に戻って、ようやく彼本来のキャラと主張が戻って来たみたいである。初めて大阪府知事に挑戦し、当選して、府の職員とのバトルをやってた橋下さんは生き生きして目も輝いていたが、何か自治体を悟ったみたいな言動で大阪市長に転じたあたりからおかしくなった様で正直私はガッカリしてたと言って良い。やはり橋下さんは当初の主張通り、公務員叩きをしてた方が様になり、市民の理解も得られるのではないだろうか。私は何も闇雲に公務員を叩き、いじめろと言ってるのでは無い。確かに公務員の数は多いし、色んな公務員の方々が居る。本当に真面目に仕事してる方々も多いと思うが、中には本当にこの方仕事してるのかと言う方々も居るのも事実である。こう言う方々が数の多い公務員の質を汚してるのが問題になるのである。それは、何をやるにも「皆んで渡れば・・・・・・」に形容されるように、良い事悪い事も、常に監視されてる職業と言ってよい。公務員は公僕なのである。良くやって当り前でその他失敗は許されないのであり、それが公僕でもあるのである。だから1人でも失敗すれば、当然に全員が糾弾されるは当たり前の事。そうなれば、たった1人の職員のために全ての職員が糾弾されてしまうのが公僕なのである。だが得てして、その1人をかくまったりするようになってしまう。これが朱に交われば赤くなると言うような事が、ずーっと染み付いてしまっているのが現状なのである。そこにメスを入れたのが橋下市長である。市民の喝采を浴びない訳が無いのである。今後大阪市の職員の方々は、橋下市長が言うまでも無く、お客様である大阪市民を見つめ直し、橋下市長が言うようにサービス業だ言う事を意識した職員意識を持つべきと私は思う。さすれば初めて大阪市民は大阪市職員の方々を、本当の職員と敬う事になるだろう。いやそうならなければならないと私は思う。