この際思い切って政党交付金国庫に返したら

 政府・民主党は3日、2012年度予算の執行抑制のため、政党交付金の受け取りを一時見合わせるよう各党に呼びかける方針を決めた。12年度予算の財源を確保する赤字国債発行法案の成立のめどが立たない状況を踏まえた措置。秋にも衆院解散・総選挙があるとの見方が広がる中、法案に反対する野党を揺さぶる狙いもある。
 12年の政党交付金は約320億円で4、7、10、12月の年4回に分けて配られる。このうち10月分の約80億円について、政府・民主党は近く衆参両院の議院運営委員会に受け取りの凍結を提案する方向だ。
 10月分は10月下旬に交付する予定で、この時点で受け取るには10月10日までに各党が総務相に請求する必要がある。10日までの請求を見送っても12月までに申請すれば10月分を受け取ることはできる。
 ただ衆院選を挟んだ場合は新しい議席数をもとに算定し直すことになっており、選挙結果によって交付額が変わりそうだ。
 財務省はすでに予算執行の抑制策として地方交付税や大学向けの補助金の支払い延期を決めている。政党交付金も対象とすることで身を切る姿勢を示す。
 
 
日本経済新聞の報道である。

 
 先日の国会参議院で問責が通ってしまったため、国会の会期末を1週間ほど残して、実質閉幕したと同じである。
 国会が正常に動いていた時は、「消費増税」と言う法案を国民に無理強いをして、後は殆んど政局絡みだったので、実質仕事してなかったと同じであった。
 少しは身銭を切るつもりで、この財政状況の酷い時である。せめて政党交付金国庫に返し、来る総選挙後に政党交付金の改正をしてもバチは当たらないと思うが、国会議員御皆さん如何か。
 我々国民は、今度の選挙において、この政党交付金の是非を総選挙の焦点にしてもいいと思うが読者の皆さんどうだろうか。