今回のこの討論、私は出来得れば党首の同時討論にしてほしかった。色々問題があろうがNHKだからこそ出来る公開の党首の同時討論にしてほしかった。
確かに党首がでて来て直接の討論になれば、発言の撤回て言うか、言った事の精査に困ると言うか、その任に無い代理が言ったクッション的意味合いが無くなるから、マスコミと当事者とのある意味の馴れ合い的慣習合意が濃いデモ的討論が無い生の討論が見れなく残念に思えた。
NHKのHPによればテーマ「“問責可決”・政治はどう動く政府・各党代表に問うとした」討論と言うより意見と考え方を聞くと言った方が正しいものである。
29日、野田総理大臣に対する問責決議が可決。会期末を控え与野党は対立を深めています。
積み残された重要法案はどうなるのか?そして、今後の政局は?今回の日曜討論は、1時間40分の拡大版。
政府と各党の代表に徹底インタビューします。
積み残された重要法案はどうなるのか?そして、今後の政局は?今回の日曜討論は、1時間40分の拡大版。
政府と各党の代表に徹底インタビューします。
(第2部)
■自由民主党 総裁/谷垣禎一
■国民の生活が第一 代表/小沢一郎
■公明党 代表/山口那津男
■みんなの党 代表/渡辺喜美
■日本共産党 委員長/志位和夫
■社会民主党 党首/福島みずほ
■たちあがれ日本 代表/平沼赳夫
■自由民主党 総裁/谷垣禎一
■国民の生活が第一 代表/小沢一郎
■公明党 代表/山口那津男
■みんなの党 代表/渡辺喜美
■日本共産党 委員長/志位和夫
■社会民主党 党首/福島みずほ
■たちあがれ日本 代表/平沼赳夫
司会 NHK解説委員 神志名泰裕
久々の各党代表者の勢ぞろいである。今回各党の代表者の考えじっくり聞かせて頂いた。
これまでにはっきりしてる事を書き出すと次の様になっている。
◎成立している法案------一体改革関連法、改正海上保安庁法、「大阪都構想」
×積み残してる法案------赤字国債発行法案、衆議院「一票の格差是正」、「原子力規制委」人事案、マイナンバー法案
◎成立している法案------一体改革関連法、改正海上保安庁法、「大阪都構想」
×積み残してる法案------赤字国債発行法案、衆議院「一票の格差是正」、「原子力規制委」人事案、マイナンバー法案
今後の予想政治日程:
となっており、また8月のNHK世論調査によれば、少し怪しいが一体改革関連法の成立を評価するが48%、評価しない48%、その他4%となっている。
また各党の発言時間は次のようであった。
民主党23分---------------------- 9:02―9:24
国民新党06分-------------------- 9:25―9:30
自民党18分---------------------- 9:31― 9:48
国民の生活第一13分--------------- 9:49―10:01
公明党09分-----------------------10:02―10:10
みんなの党09分-------------------10:11―10:19
共産党08分-----------------------10:20―10:27
社民党07分-----------------------10:28―10:33
たちあがれ日本06分---------------10:34―10:39
民主党23分---------------------- 9:02―9:24
国民新党06分-------------------- 9:25―9:30
自民党18分---------------------- 9:31― 9:48
国民の生活第一13分--------------- 9:49―10:01
公明党09分-----------------------10:02―10:10
みんなの党09分-------------------10:11―10:19
共産党08分-----------------------10:20―10:27
社民党07分-----------------------10:28―10:33
たちあがれ日本06分---------------10:34―10:39
各党の発言を要約すれば、私の主観で言えば次のようになる。
民主党岡田克也副総理は党から本当は輿石幹事長を出すべきであったろうが、考えが一枚岩で無く、三党合意否定派の幹事長を出せなかったのだろう、党では無く、政府からとは恐れ入った。全般的に親自公が鮮明だった。「消費税増税」に賛成した野党第1党自民党の参議院への問責決議案提出と言う茶番で整合性の取れない説明のつかない事への理解が余りにも鮮明だった。
自民党の谷垣禎一総裁は、まだ現状の認識に少しズレが感じられた。今度の総裁選、巷で言われてる総裁選=総理大臣かも知れないと言う認識少しも見せず、大器なのか、感覚に疎いのか、いづれにしても人が良く、鈍いのかも知れない。余談だが、発言中の顔アップで右顎下の髭の剃り残しが1本あった。長さも白髪2cmくらいあったので、何ヶ月も気付かなかったのか。こう言うところの甘さが気になった。(普通奥さんが注意か、秘書が気付き、直す筈だ。当然にお妾さん居ないだろう)
国民の生活が第一の小沢一郎代表は、私が支持してる理由もあるので、最もな発言が多かったし、この特に13分の中に今の政治の現状の認識と今後の政治課題の改革の全てを網羅していたと思う。特に「全ての政治家、全ての評論家、全ての学者が、財源が無いと言う認識が、半世紀以上も続いた自民党のやり方の行政のしくみをそのままにした前提の考えである事を指摘し、それを変てこその財源である事、また、予算の中の40兆円を政治的優先順位をきちんと決めて対処し、ムダを省けば財源は、自ずと出てくる」との考え方に全て凝縮されていると思った。
公明党の山口那津男代表の発言で笑ったと言うか、良く言うなと思ったのが『公明党の立党精神は「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」云々』の事を聞いた時である。笑っちゃった。大衆=創価学会ではないか。良く厚顔で言うもんだ。聞いてるこちらの顔が赤くなった。
以上が私の見ての主観であるが、感想である。