民主党の「政治主導?」(笑)の表れか

 民主党平野博文国対委員長が6日の政府・民主党首脳会議で、各閣僚にテレビ出演の自粛を指示するよう藤村修官房長官に求めていたことが分かった。平野氏が7日の与野党国対委員長会談で明らかにした。
 会談で、平野氏が「内閣が不完全な状態」と予算委員会開催に難色を示したのに対し、公明党の漆原良夫国対委員長が「何が不完全なのか。閣僚がテレビに出て思い思いに話しており、テレビで話せて国会で話せないのはおかしい」と追及。平野氏は自粛を申し入れたことを明かして理解を求めた。

産経の報道である。
 
 
 私はこの報道に対して、やはりなと即思った。早晩必ずや国対からアクションがあると思っていた。
 私はこのブログで指摘してたが、一番規制しなければと思っていたのが安住財務相と小宮山厚労相であった。
 何故なら申し訳ないが大臣としては不適格と言ったほうが良い。簡単に言えば大臣としては無能だからである。無能と言っても色んな意味がある。安住財務相の場合は正直本当の意味で無能である。もう本人は(財務相になったのが)嬉しくて、規制が効かず質が無いのにしゃべり過ぎるし、小宮山厚労相の場合は報道出身であるからして、発言が反動的である。その例があのタバコ700円発言である。所管外とも認識せずの発言である。大臣としては非常に不適切である。共に軽過ぎるのである。
 思うにこれは民主党の「政治主導?」(笑)の表れと思われる。何故なら自民党政権時代には考えられないからである。自民党の政権時代にはそれこそ大臣には自由な発言は許されていなかったからである。全ては官僚の指示した通りの道しか行かざるを得なかった。当然発言も許されていなかった。だから、どんな無能の大臣でも当選回数さえあれば務まったのである。だからこその「官僚主導」そのものだったからである。そのかわり特定の大臣発言を除いてはミスは無かったのである。これでは内閣自体は無難になるが、国の施策を行使するには不都合になる。だからこその当時の民主党が打ち出した「政治主導」をマニフェストで謳ったのが小沢一郎その人だったのである。
 私は今もっていかにその「政治主導」が大事かをこれをもって解かるのである。だからと言って私はこの現大臣二人の発言を是とはしない。これも自民党政権とは違う事の例えとして言ったつもりである。
 この事についても後日ゆっくり記事にしたい。