今朝のNHKニュースで役所の「孫休暇」が報じられてた。
少子高齢社会に突入した我ニッポン!
今や定年退職が段階的に65歳にまで伸びてる現実を見れば、確かに理屈的には理解するが、中小企業を経営して来て、苦労して来た身としてはどうも気持ち的には理解が伴わない。増してや優遇されてた役人である。田舎の辺鄙な地方においては聖職に近い職業だったからである。私的にはこんな奴らに負けてはならないと思って頑張って来たのも事実であった。だから今もあるとも思っている。
この現象にたどり着くには、公務員職員の要望が強かったらしいと言う事だそうだが、それは当然だろう。それでなくても戦後の経済復興で経済大国と化した我日本である。海外より「働き過ぎるニッポン」と揶揄されて来た日本である。国を挙げて余暇に比重をかけるのは当然の成り行きであったろう事は良く解る。だが私を含め戦後のベビーブームに生まれた団塊の世代は生きるに必死だった世代である。「働き過ぎるニッポン」を肯定する訳ではないが、最近の週休二日制だって未だ理解し難い気持だって残ってる世代である。これが制度化されれば、我々が必死に働いてた時代の待ちどうしい「半ドン土曜日」のあの楽しみがどんどん遠退のいて行く様が懐かしいし、またこの制度やはり霞が関の役人が考える役人らしい考えでこんな事より若い世代に直接寄り添えるような考えで無く、どことなく深慮がないものだと感じた。