昨日の所得税確定申告に思った

 私は昨日所得税確定申告のため税務署に申告しに行って来た。

 約10数年前小脳出血で倒れ、数年入院したため、今は普通の通り税務署での申告である。病前は当時余り居なかった電子申告であった。記憶が定かではないが、確か全国で1万人目の電子申告者であったと記憶している。パソコンを扱ったのが学生時代からだったから、かなり古い方だと思っている。確か2000年問題で苦労したから良く覚えてる。その電子申告、パソコンでの申告だったからEnterキーの押す時間で全国の電子申告の順番が決まってしまうのである。当時バカな私は、その順番をトップにしたくて、2月16日の朝9時を待って標準時刻の9時ジャストに合わせEnterキーを押したものだった。ある年には全国いの一番だったと思ったのだったが9000番台だったという苦い思い出があった。と言う事は私と同じ気持ちのバカなヤツが10,000人も居たと言う事になる。順番がどうでも何のメリットも無いのに、順番に拘るバカなヤツってやはり私も含め居るもんだとつくづく感じたものだった。だが今こうして脳卒中になった今、昔に戻り一般の人と一緒に申告しに行くと、本当に驚くばかりである。

 税務署に申告に行った人や電子申告の人は良く解るが、今や税務署でも、スマフォでの申告なのである。昨日私もスマフォで申告だったが、私の場合はどう言う訳かスマフォで上手く出来ず、パソコンでの申告であった。何か自動計算で行かなかったらしかった。

 今は80歳近くになり頭も働かなくなっって来たのか、やはり昔のように税務署でのペンでの申告が懐かしく感じる。