卓球伊藤美誠の「パリ五輪派遣拒否」問題、人間どんな場合でも気配りの心忘れたらアカン!!

 パリ五輪代表に漏れた伊藤美誠、卓球女王のプライドがそう言わせたのだろうが、アスリートとしてはいただけない限りである。余程鼻っ柱の強い女性なのだろうが人間としての弱さを感じる。

 本当の人間の強さと言うのは、他人の強さを素直に認め常に他人を崇める事が出来る人間性だ。私はスポーツ界でその人間性を有しているのは福岡ソフトバンクホークスの取締役会長、日本プロ野球名球会顧問、球団特別アドバイザーを務める王貞治さんである。プロ野球通算本塁打数868本を打ち、世界の王として崇められても、天狗にならず謙虚に後進の指導をしているからであり、周りに気遣い決して人の前に出ず、他人への気配りを忘れない、その人間性に惚れたのである。また偶然にも、私は王さんと同じ日5月20日の誕生日と言うのも関係しているのかも知れないが、パリ五輪代表選考会で敗れた伊藤美誠、その吐いた「私はリザーブには向かないかなと思っています。なので、多分(パリ五輪に)行くことはないと思います」と言った言葉は、アスリートとしては思っていても言ってはならない言葉だったと思う。先の東京五輪で混合ダブルスで金、女子団体で銀、シングルスで銅を取った卓球の女王である。その美誠、いくらモチベーションが維持できなくても、過去の大会で同じ立場でリザーブで頑張ってくれてた同僚や後輩を想う時、決して言ってはならないと思わなかったのか。あまりにも人間の幅が小さいと思わざるを得ない。