マイナンバー制度の不可思議さ!

この制度を国は下記のように説明してる。

マイナンバー(個人番号)とは

マイナンバーとは行政を効率化し国民の利便性を高め公平公正な社会を実現する社会基盤です。

住民票を有する全ての方に1人1つの番号をお知らせして、行政の効率化、国民の利便性を高める制度です。

 

1. 公平・公正な社会の実現

所得や他の行政サービスの受給状態を把握しやすくなるため、負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに、本当に困った方にきめ細やかな支援を行うことができます。

 

2. 行政の効率化

行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。

複数の業務の間での連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されます。

 

3. 国民の利便性の向上

添付書類の削減など、行政手続きが簡素化され、国民の負担が軽減されます。

行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関からの様々なサービスのお知らせを受け取ったりできます。

 

以上の様であるが、要は国民一人一人を監視し、行政上簡潔に業務をこなすのが目的に見えるが、見方を変えれば役人自らの効率化にも繋がる事であり、良く役人が納得したなと私的には思っている。恐らく役人連中は未だ理解はしてないだろうが、現在我が国の役人の数は多く、最近のデジタル化と少子高齢社会を迎え、行政上の利便性を考えれば国民に二人と無い背番号を付けて管理すればこれほど効率な手法は無いと思われる。だがこれを司るのはいくら完璧な大型コンピュータであっても、それを使い切るのは人間だからである。現在その基本となる国民のデータ化である入口でマイナンバーのひもづけでミスが多発して今後の日程が不明となっている。

この制度が完璧化されれば、日本各地の自治体の役人の数が大幅に減る事が考えられるが、ここ二昔ほど自治体の業務がデジタル化されても一向に役人の数減っていない。それどころか定年退職者の自然減以上にデジタル化に対応との目論見で若い役人を数採用してるのが現状だ。面白い話だがたまに役所に行ってこう言う書類が欲しいと言うと、説明するより市役所のホーページを見ればそこにあるからそれでプリントアウトして下さいと言う。これでは職員等いらないと言ってるようなものである。