キャノンショックは当然だ!

 2020年度初頭から赤字に陥った、日本のグローバル企業「キャノン」

日本の勝ち企業の「走り」として来た世界の企業「キャノン」が苦境に陥って来た事はそんなに不思議ではないと私的には思っている。私の企業2社は起業以来約半世紀ずーっと電子機器関連はキャノン製品であった。がここひと昔程、その製品のコンセプトのほころびを感じているからである。

 会社で使っているコピーもそうだがカメラもそうである。どこかしら他社製品に比べユーザーに対する思いやりが無さそうに感じるからである。私が日本人だからそう感じるのかと思われるからである。グローバルがなる故かも知れない。

 例えばコピー機でもそうである。私の会社の受注先にJRがあるが、その工事写真等のアウトプットでもリコー機やシャープ機より格段に落ちると思われるからである。画像のシャープさが足りなく「もやっとした」映りになってしまうし、プリンタでもそうだ。確かに汎用性はあるが、一般的に他社製品より機能を多くしながら安価に設定してるせいかチャチに感じる。それだけではない当方カメラが趣味でEOS一眼数台持ってるが、たまに借りて使うニコン製品と比べてユーザーに気を使った箇所が少なく感じるし使い難いところがままある。そう言う訳で最近はキャノン製品から離れ始めているのが現状である。

 最近のニュースでキャノン株主総会でのトップCEOの御手洗富士夫氏の再任への決議が50.59%で半数ぎりぎりだったと言う事で解るようだ。最近のキャノンはユーザーを舐め切ってると思われる事があからさまに出たものと言える。