今国会では第2010回の臨時国会が開かれていて、衆議院の予算委員会の質疑がネット配信されている。それを見聴きすれば、野党の質問には立派な言葉で受け答えている岸田首相のその態度には本当に言葉通りには感じられないのだ。ひと昔前小沢一郎が自民党を出て新党を作った時のような切迫した危機感が感じられないのである。何か他人事のようにしか見えないのである。これも岸田さんの性格だと言ってしまえば終わりなのだが、せめて大変だなと言うようなしぐさの答弁出来ないのだろうか?
政治に興味を持って半世紀、ちょうど政治を知った時のような時代(政治主導ではなく官僚主導)に逆戻りしたように感じられ、ここ数十年の国民の身近な政治が遠のいてしまったように感じられてならない。本当に残念である。あの時の今太閤田中角栄のような身近な宰相の出現を期待しているが岸田さんを見たらそれもまた夢か。岸田さん本当にやる気あるのか!!