本当に岸田首相、国民のための政治運営を考えているのか?綺麗な言葉だけでは無いのか?何か昔の自民党に先祖返りした感じだ!!

 岸田首相が高額寄付などの被害を防止する新法の今国会提出に意欲を表明したのは、政権への逆風が強まる中、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)問題に積極的に取り組む姿勢を示す狙いがある。与党は今国会での成立を目指す考えで、各野党の協力をどこまで得られるかが焦点となる。

 

 「被害者救済と再発防止のため、新たな法制度実現に取り組む決意をした」

 

 首相は8日、首相官邸で記者団に対し、新法制定への思いをこう強調した。

 

 新法制定に向けて、政府は10月中旬に消費者庁法務省などの検討チームを発足させて検討に着手した。当初、事務方からは「信教の自由との兼ね合いから法案作成には時間がかかる」などの声が出て、新法を来年の通常国会に先送りする案も取り沙汰されていた。

 

 ただ、野党から連日のように「対応が遅い」と批判を受け、政府・与党内の危機感は高まった。内閣支持率が3割台に落ち込んだ読売新聞の4~6日の世論調査でも、新法を今国会で成立させるべきだとの回答が7割を超えた。

 

 自民の茂木幹事長は、首相に「年内に片付けた方がいい」と電話で進言した。遠藤総務会長も8日の記者会見で「『(今国会に)出すべし』という国民の要望は大変強い」と指摘した。自民幹部は「今国会で成果を出す意欲を示さないと、批判にさらされ続けていた」と語る。

 

 宗教法人の創価学会を支持母体に持ち、慎重姿勢が目立った公明党に対しては、7日に松野官房長官が石井幹事長に面会したほか、8日は首相と山口代表が与党党首会談を行うなど、事前に理解を求めた。

 

 自民は今後、今国会での成立に向けて各野党の協力を得たい考えだ。茂木氏は8日の記者会見で、自民、公明、立憲民主、日本維新の会の4党による協議について、「一致点を見いだす作業に入り、検討を加速してほしい」と述べた。茂木氏は9日、立民と維新に加え、国民民主党共産党の幹事長・書記局長と個別に会談し、協力を要請する予定だ。

 

 一方、8日に開かれた4党の協議では、前回与党側が、野党案に関して質問した54項目などへの回答が示された。自民側は、問題点が解消されていないなどとして、改めて野党案に疑問を呈した。この日は次回以降、政府案を協議対象とすることも確認したが、話し合いが円滑に進むかどうかは不透明だ。立民や維新が提示している議員立法は、政府内で「憲法上の問題も多く、政府案には取り入れられない」との見方が多い。

 

 自民内では「全ての野党の合意を得るのは難しい」(幹部)として、国民民主党など、一部野党を取り込んで今国会での成立を目指すべきだとの声も出ている。

 

 

これ『逆風の首相、今国会での救済新法に意欲…野党の「遅い」批判で危機感高まる』と題した読売新聞 2022/11/09 07:10の配信記事である。

 

 

この人に何か国のトップとしての燃える熱い思いが感じられない。美辞麗句を並べ立てるだけの感じがする。ここ50年の政治史の中で最低ではと感じるし、昔に戻った感じさえする。

この人の「~しなければならない」「~する」と言う言葉が空しく感じる。

「他人の話をよく聞く」モットーが唯聞いて頷くだけなら誰にでも出来る。どうか国民をグイグイ引きずっていく様を期待する。あの今太閤田中角栄さんのように・・・・。

でもあの肩を揺すって歩くダサイ歩きを見ると、期待が萎えてしまう・・・・・・・・のは私だけか。