安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題で、安倍氏の不起訴処分が妥当かどうか検討している検察審査会が、東京地検特捜部の担当検事から意見聴取したことが15日、関係者への取材で分かった。捜査の経緯や不起訴と判断した根拠について説明を求めたもようで、近く議決を出すとみられる。
安倍氏は政治資金規正法違反(不記載)や公選法違反(寄付行為)の疑いで告発されたが、特捜部は昨年12月、嫌疑不十分で不起訴とした。
収支報告書に約3千万円を記載しなかったとして元公設第1秘書のみを略式起訴し、告発した市民団体が1月以降に審査を申し立てていた。
これ『「桜」問題、担当検事に意見聴取 検察審査会、近く議決の見通し』と題した共同通信社 2021/07/16 02:00の配信記事である。
日本検察機構の威信が掛かってる大事な案件である。「桜を見る会」問題は史上最低最悪の宰相が政治を私的に利用した最低の俗策であり、国民のみならず国の常識が疑われる劣悪な恥ずかしい事件と言えるものである。7年8カ月もの間政権に着きながら日本国最大の懸念材料であった北朝鮮拉致問題や北方領土返還問題には一切手を付けず、私的な友人案件にうつつを抜かした最低の宰相、こんなヤツを不起訴とは、違法性の認識ではなくトップとしての道義性を欠く姿勢そのものは糾弾されて誰も文句の言う者は居ないと見るべきである。経済大国の仲間入りを果たした日本の将来を壊した宰相を糾弾しない検察の姿勢を、果たして国民は信頼するのだろうか?