衆議院選広島3区に公明党が協力より自派議員の斉藤鉄夫副代表の擁立を決めたのは自民の岸田派の岸田文雄を政治的に信用してないからだ!

 自民党岸田派(宏池会)の岸田文雄会長が衆院広島3区の候補者調整で苦境に立っている。岸田氏ら多くの議員を輩出する広島で次期衆院選の公認候補を立てる算段だったが、公明党が斉藤鉄夫副代表の公認を決めたためだ。公明党側は岸田派議員への「選挙支援打ち切り」をちらつかせており、岸田氏はメンツと現実のはざまで頭を抱えている。

 

 「地元は公明に怒っている」。岸田氏は1日、自民党本部で二階俊博幹事長と面会してこう訴え、公明党への不信感をにじませた。二階氏は「しっかり連携していこう」と応じたという。岸田氏は山口泰明選対委員長とも面会。山口氏は記者団に「県連として(広島3区の候補となる)支部長を選ぶのは当然だ」と述べた。

 

 公明党は昨夏の参院選広島選挙区で当選した河井案里被告=公職選挙法違反の罪で公判中=と、広島3区選出の元法相で夫の克行被告=同=が関与したとされる買収事件を問題視。衆院選に向け「自民党不信が払拭されていない」などと斉藤氏擁立を正当化する。

 

 これに対し、岸田派には、公明党が太いパイプを持つ菅義偉首相の強い後押しで案里被告が擁立されたとの見方が強く、広島3区の候補者は自民党県連主導で決めるとの立場だ。ただ、公明党の意志は固く、支持母体の創価学会が岸田派議員らに「広島3区から手を引かないと次の衆院選では応援できない」などと個別に牽制しているとされる。

 岸田氏は公明党との調整に意欲を示すが、岸田派若手は「何も得られずに引き下がれば、将来の首相就任の目はなくなる」と危機感をあらわにした。(永原慎吾)

 

 

これ「公明に揺さぶられる岸田派 進むも退くも窮地 衆院広島3区」と題した産経新聞 2020/12/01 21:01の配信記事である。

 

 

この岸田派の岸田文雄会長、本当にトップの資質あるのかと公明でなくとも疑いたくなる。何故なら自民党総裁選への対応過程を見れば、本当に必死に自民党の総裁をやる気があるのか疑いたくなる行動と言える。トップと言うのは禅譲や推薦ではなく、自分で奪い取るもんではないのかと問いたい。岸田さんどうぞやって下さいと言うように待っているものではない筈である。今回の立候補状況を見れば、どうもそれを待っていたかのようなそぶりだったと私には見えた。それが元々宏池会の面々に共通した認識だったろうが、それこそ公家集団と言われる所以でもある。今頃目が覚めても遅いが、兎に角本当にやる気だったら今からでもまだ間に合うかもしれないが、持って生まれた性格や公家意識簡単には破れそうもないだろう。と言う事は、この人は宰相の目が無いと言う事になるから、もうやめた方が良いと進言したい