菅首相、安全なら原発再稼働容認表明-政権運営下手な宰相

 菅直人首相は18日午後、首相官邸で記者会見し、定期検査などで運転停止中の原子力発電所について「安全性が確認されれば稼働を認めていくことになる」と表明した。また、「原子力のより安全な活用方法が見いだせるなら、さらに活用していく」と述べ、原子力政策を基本的に維持する考えを示した。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、商用原子炉54基のうち、営業運転中は17基、調整運転中は2基で、残り35基は定期検査や東日本大震災など何らかの理由で運転を停止している。
 一方、首相は2011年度第2次補正予算案について「本当に急ぐものが提案された場合は考えないといけない」と述べ、今国会中に提出する可能性を示した。その場合、被災者生活再建支援金の不足分など小規模な2次補正とし、8月以降に復興対策のための本格的な補正予算案を編成するとみられる。との時事ニュースである。
 
 この首相、本当に政権運営の器があるのか。それとも側近取り巻きがバカなのか、軍師が居ないのか魔か不思議である。私は反菅だから喜ばしいが、敵ながらかわいそうに思える。
 
 先日、この空菅は自分の意思か、それとも教えられての事か良く解らないが、浜岡原発中止を決断した事で、私はあっ!やられたと正直思った。案の定その瞬間から支持率はうなぎ上り、この震災の神風と合わせて長期政権も視野に入れられたと本当に思ったし、しまったとも思った。が直ぐにもうこれである。普通例え正直そう思っても、永田町の常識では、「安全性が確認されれば稼働を認めていくことになる」と表明するような事なんかはしない。本当にバカな男であるし、またそれがこの男の資質なのだろう。

 私は改めて思った。やはり日本の舵取りはこの男には任せてはならぬと。例え大震災に支障が出ようとも即刻、不信任と問責をするべきと国会に提案したい。識者やマスコミはこの震災の復興に影響が出るからそんな事すべきでないと言うが、むしろ空菅に任せるデメリットの方が大きい事は、過去が証明してると私は言いたい。