政治、第三極らしいものが動き出した

 最近災害等に話題が集中してて、政治が見えなくなり、その政治の閉塞感が叫ばれる中、それを打破すべく民自の議員による超党派の議員グループが誕生しそうである。

 マスコミ等は若手と報道してるが自民党菅義偉総務相等はもう63である。永田町の論理では若手に入るのだろう。やはりこれに名を連ねる議員さんたちは、今の菅政権に我慢がならなかったのだろう。私はタイミング的にはチョッと遅いのかなとも思えるが、政治家たちの思惑は別にあるのだろう。理解して応援したいものである。
 
 この政治の閉塞感は何処から来るのだろうか。
 余りにも政権運営が拙劣であると私は思う。我々政治に疎い素人でもそう感じるくらいである、議員の先生方はもちろん当然でありむしろ遅すぎたくらいである。
 
 現在の政治状況は、戦後の政党政治とは異質のものになっているようだ。
 戦後政治はそれなりに主義主張を共有できる仲間は、少なくても1本の糸で結ばれ、それがどんな事態になろうとも、それこそそれなりに元に戻ったものであるが、最近の民主党と言う政党を見ると、近親憎悪に近い、およそ仲間とは言えない者の集まりに感じる。今の政権中枢の連中は、民主党の仲間でありながら、自民党の連中の方に親しみを感じているのではなかろうか。だから反菅の連中も売り言葉に買い言葉に近い感情なのではと思える。私も感首相の稚拙な政権運営を見てると、こう言う感情を持った集まりが出来るのは良く解るし、新しい政治の集合体として党派を超えた政治集団として認知したい気持ちでいっぱいである。