菅辞任と書いてない「鳩山・菅覚書」

菅首相と鳩山前首相が交わした覚書の確認事項は次の通り
 
 ▽民主党を壊さないこと
 ▽自民党政権に逆戻りさせないこと
 ▽大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと
 〈1〉復興基本法案の成立
 〈2〉第2次補正予算の早期編成のめどをつけること
(2011年6月2日14時03分  読売新聞より)
 
 確かに何処にも菅首相辞任と書かれていない「鳩山・菅覚書」である。

 いみじくも、菅首相辞任と書かれていないと言った岡田幹事長の言葉は本当である。
 
 いつも私商売を例に出して申し訳ないが、我々商売人の暗黙のルールに「社会通念上犯してはならない事・・・・・・・・と言われる事がある。これは契約書みたいに法的拘束力は無いが、当事者同士で決定した事は不文法と言う社会規範にあたるのである。つまり書いたものより人間としての約束事が優先するという例えである。我々のこれに照らし合わせれば岡田幹事長の言葉は、正に我々の法では犯罪なのである。

 それをしゃあしゃあと言える岡田幹事長と言う男は、法を楯に人間としての欺瞞に値する。こう言う輩は決して信頼で心を分かち合えない最低の人間といえよう。