小沢潰しの功労で「ポスト菅」の禅譲を期待する岡田幹事長

 「当時は政治改革を実現するという大義を持ち、信念に基づいて行動した。だから国民の支持があった」
 民主党岡田克也幹事長は16日の記者会見で、自身が平成5年に宮沢内閣不信任に賛成したことを正当化し、小沢一郎元代表を支持する勢力が菅内閣不信任案への同調を求める署名を集めていることを牽制(けんせい)した。
 小沢グループの動きについては「党代表が首相をしているときに不信任ということであれば当然、離党が前提だ。とても理解できない」と改めて批判した。
 また、宮沢内閣不信任に賛成したことで「(所属していた羽田派)34人全員が離党して新しい党を作った。厳しい、苦しい道を歩み、10年は野党だとお互い確認し合った。当時の1、2回生で衆院議員にとどまっているのは私だけだ」と語り、小沢グループにそれだけの覚悟があるのかといわんばかりだった。との産経新聞の報道だ。
 
 この男暇さえあれば、小沢潰しに奔走してる。とにかく菅をとことん支え、「ポスト菅」への最右翼としての禅譲を本気で期している。菅直人と言う人間はそんなに甘くない。自分の事は徹底的に協力とお願いはするが、事他人の事には一向に関心も無く、情もない。市川房江さんの件で明らかである。それも解らずこの岡田幹事長、真面目にバカの1つ覚えのカチカチの解らずやの木偶の坊である。

 そして、16日の記者会見で、野党が内閣不信任案を提出し同党議員が賛成する場合には、「離党することが前提になる。そうでなければ理解できない行動だ」と述べ、あらためて党内の動きをけん制した。 との報道も、議員でありせばそんな事わざわざ言われなくとも当り前の事であり、それをわざわざ言う事自体軽く、脅したつもりだろうが姑息以外の何物でもない。
 
 この男恐らく友達として付き合いのあるヤツは1人もいないのではないか。人間どんなに立派でも、どんなに硬くても、人間味の無いヤツは最後には嫌われる。例え嫌われなくとも、この人のためにはと言う友達は出来まい。
 
 彼にはなるほどと言うエピソードがある。
 ある夜、議員同士で政策作りで遅くなり一杯やるかという事になり、街に繰り出したが岡田幹事長に手伝った若い議員が割り勘だよと言われビックリしたとの事である。