菅首相夫人伸子さんこれが内助の功?

 菅直人首相の伸子夫人は5日夜、横浜市公開討論会で、日本国債格下げをめぐる首相の「疎い」発言について「疎いを使ったのはまずい。『知らない』と言えばいいと(首相に)言った」と注意を促したことを明らかにした。首相の返答には言及しなかった。
 一方で、首相発言を取り上げた報道に対して「このマスメディアに付き合っている日本人は滅びる。何度首相の交代を繰り返すのか」と強調。内閣支持率が低迷する現状に関して「20年かかってこうなった日本が、1、2年で変わると思わないでほしい」とした。と言う報道があった。
 
 私はこの報道を見て夫婦と言うのはやはり一緒だなと感じた。これはどの家庭の夫婦でも一緒であろう。夫が夫なら妻も妻だ。但し、一般人では無く、政治人としての事である。
 
 確かにこの伸子夫人の言う通り知らないと言えば問題では無かった。そこが日本語の難しさである。じゃあ何故菅首相は知らないと言わなかったのか。そこが、首相たる日本の首相である。ただ単純に「知らない」といいたくなかったのであろう。ワザと自分では難しい言葉を使ったつもりだろうが、そこが浅はかな空菅首相、解らなくて(疎いと言ういくらか解る)つい「疎い」と言う言葉を使ってしまった。そんなところじゃあなかったのではないだろうか。だからマスコミに指摘されて、始めて気づいたのでは、と思われる。
 
 伸子夫人の言葉を聴いていると、言葉の端々には自分の夫の本性は良く解っているように感じる。だったら本当の内助の功を発揮して「あなたは首相の器では無いからやめて、国民のために」とどうして言ってもらえないのか、このままいけば国民に無様な姿を晒すは必定である。その前に伸子夫人には本当の内助の功を示してもらいたいものである。これは要望と言うものでは無く、伏してのお願いである。