緊急提言-たちあがれ与謝野氏の改造内閣の要職に思う

 たちあがれ日本与謝野馨共同代表は13日、内閣改造に合わせて政府の要職に就くため離党する意向を固めた。同日午前にも離党届を提出する。同氏の周辺が明らかにした。
 同党は昨年末、菅直人首相から打診された連立を断ったが、首相との折衝に当たった与謝野氏は参加を主張していた。との報道があった。
 
 正直言って彼を政治家として見るなら、落胆この上ないが、心情的に見るなら、やはりなと思った。財政再建論者としては年齢的に後が無く恐らく彼は自分の身を最後に国のためと思い、たまたま昨年の連立の折衝役と菅首相の消費税増税論との一致を見たからではと推察される。
 
 これで与謝野馨の政治生命は尽きたが消費税増税が実施された場合にはそれの立役者として後世に名は残るであろう。
 
 しかし、私は消費税増税論では無く独法解体での歳入補填論者だから賛成はしかねるのが正直な気持ちである。兎に角、菅首相は姑息であるし、人材不足を表明してるようなものである。