民主党首選「資格の無い者VS資質の無い者」批判に思う

 ある役所の採用試験が行われた。たった1人の採用であった試験の採点をしてみるとA君と言う者が筆記試験でほぼ満点だった。しかし、彼は素行が悪くまた、高校の出席日数が少なく卒業できない恐れがあり、受験資格そのものが無い恐れ大だった。続いてB君だったが彼は筆記試験は満足に採れて居なかったが、面接試験では正直そうな好青年で満点だった。とまあ例えとしてはあまりよくないが、表題の意味は解って頂けたと思う。さてこの場合にどちらの者を採用するかと言う問題と今の民主党首選良く似てると思うがどうだろうか。
 また、例えて悪いが一人娘を嫁に出す親の気持ちとして、正直そうな、あまりしっかり者で無い男と、素行が悪いが出来が良い男、どっちに娘をあげげたいかと言われれば、聞くまでも無く正直そうな、あまりしっかり者で無い男の方と親は思うだろう。しかし、それでは出世の見込みは一生無いかもしれない。素行が悪いが出来が良い男のほうは出世が早いが、別のほうで娘は泣かされるかもしれない。しかし、娘、女は得てしてこの親が反対するようなチョッと崩れた男のほうに惚れるのが常で、と言うよりその方に魅力を感じる。この方が例え親が大反対しても、孫が生まれれば許し、最終的にハッピーエンド見たいになる。今回の民主党首選小沢さんと菅さんの関係とまでは言わないがほぼそんな感じ?と思うが如何か。
 戦いも終盤戦、立会い演説会、公開討論会、やればやるほど小沢さん有利になるみたいである。視点を変えれば、1対1のガチンコ勝負、菅さんには傍らに助言をする側近も居なければ頭の良い官僚も勿論居ない。空菅と小沢、どだい1対1のガチンコ勝負、はなから勝負する事自体無理があった。が大マスコミ報道による民意、及び政治信条と政策立案及び行使の実行力の戦いに思える。何故か、これほどまでに大マスコミ報道による民意でありせば、何で圧倒的に菅さんが有利にならないのか、また、議員票が割れるのか、大マスコミ報道は議員本人にそれだけ信用が無い事の裏返しでないのか、本当に不思議である。