大マスコミの世論調査とネットの調査が違うのに思う

 私は大マスコミの大新聞を読まない。事件と言われる報道の実況をテレビ等で自分自身で見聞きした事が、翌日の新聞の報道との乖離があまりにも大きいからである。
 これは、何を意味するのか自分自身で考えると、記者が正直に現場を実況的に報道してない事がわかる。と言う事は、うがって見れば記者・新聞社が何かの意図を持ってと思うしかない。
 例を挙げれば昨日無罪判決が出た郵便制度不正事件だ。私は当初から、この事件はどうもおかしい、と思っていた。役人がこのてに介入する場合はどうしても権限と切っても切れないのが収賄事件であるが、当初からそれも無いし、じゃあ厚生労働省の村木元局長は何のために?と言う動機がわからない。最初からそう言う疑念をもった報道をした新聞社は皆無であった。もっともこう言う問題は新聞報道だけでなく、検察の権威も地に落ち、それを回復せんが為の見込み捜査が横行しすぎる。また、それを補完せんが為に報道各社とのもたれあいが多すぎる。記者クラブの猛省を促したい。
 表題に戻ろう。この違いの詳細については「かいざー」さんと言う方が本当に詳細つぶさに書いていらっしゃるのでその方のブロブに譲りたい。以下HPです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kaiserspecial/52661237.html
 私はネットをやらない、ネットが出来ない人と言うのは、情報を何処から採ると言えば必然的に新聞か、情報誌か、月間・週間誌等だと思われる。と言う事は、それらにほぼ洗脳と言うか、それが事実と思ってしまっている。私はこういう人達を「無党派層」と呼んでいる。だから常に報道依存症と言っても良い。だから当局がこうしたいああしたいと思えば、記事にすればよいのである。しかし、ネット愛好者は違う。少なくとも自分の意思で見聞きし、自分の意思で判断する。この違いが大マスコミの世論調査とネットの調査が違う本当の意味だと私は思っている。
 余談であるが、民主党首選は民主党を二分いや国民と野党までも引き込みかって無い様相を呈してる。勿論1党首の問題とはいえ、国の宰相選びだから当然と言えば当然である。しかし、この奥に潜んでいる事は唯1つ国政を司る官僚・霞ヶ関アメリカ政府と野党を含めた反小沢連合が利害の一致を見、小沢に国政を任せては困るからなのである。