菅首相が正式に退陣を表明し、「ポスト菅」に5人が名乗り

 ついにと言うかやっとと言うべきか、菅首相が正式に退陣を表明した。
引き続き「ポスト菅」に5人が名乗りを挙げた。
 菅後継を目指す前原前外相と野田財務相の2人が、笑う事なかれ、「政権交代時のマニフェストの堅持と国民の生活が第一」ときた。これを2枚舌と言わずに何と言おうか。
後の3人(鹿野農相、馬渕元国土交通相、海江田経済産業相)もほぼ皆さんこの大震災の復興を第一にとは当然の話である。
 結果的に、また「反小沢」と「親小沢」の闘いとなった。
全てのマスコミ、メディアは揃ってこの「反小沢」と「親小沢」の闘いを批判し始めた。
 闘いは当然死に物狂いであるのは当然だ。どんなに立派な事言おうが、どんなに理想を掲げようが、要は共鳴と支援が無ければ絵に描いた餅である。それが民主主義と言うものである。それを数がどうの指示がどうのとあれこれ言われるが、結局のところ多数決の論理である。それを否定するなら、世に選択と言う余地が無くなる。私はだから何をしても良いとは言わないが、それが唯一の選択方法だと思う。またそれが民主主義とも思っている。
 いづれにしても早く決めなくてはならない。三次補正が待っているし、被災地にその猶予は無い。
 
 

トラブルで昨日(8月26日)朝出せなかった記事を紹介致します。
 
民主党代表選の行方 私の主観
 
 前置きとして、今度の民主党代表選は、政権交代後の鳩山、菅両政権の失敗と不信を如何に取り戻せるかを占う大事な代表代表選挙である。だからこそ小沢一郎が言う「この国難に身を捨てる覚悟をもった人」と言うのもあながち嘘ではない。また彼にしてみれば「世界経済が大変な状況になっているのを分かって手を挙げているのか。それを乗り越える覚悟はあるのかなあ…」とも言ってるのを見ると、「何故この大変な時期に進んで日本国の代表に手を挙げる人間の真意が解からない」とも言ってるのと同じである。小沢一郎自身は何か冷めた観が垣間見られるのも事実である。私は、小沢一郎と言う男すでに今回の代表選は頭になく、もう来秋の代表選にターゲットを絞っているのではとも思える。だから彼は今回の党首選に名乗りを挙げる者は、どうしても一度総理大臣をやって見たい者の現れではないのかと思ってる。こんなチャンス二度と無い。自民党時代の総理総裁は夢見ても出来なかった、その現実が今目の前にぶら下がっている。そう思えたとしても不思議はない。だから今回手を挙げる人は、前原さんを除き決して長期のかじ取りを目指してはいないと思ってる。ホンの一瞬でも良いのではと言えば、言いすぎであろうか。いづれにしても私にはそう思えてならない。
 
 代表選の行方であるが、私は今回最大勢力の小沢さんは動かないと思う。ただ言えるのは、前原さんの線だけは、前記の理由で絶対阻止に出ると思う。何か私の勘では、海江田さんと小沢(鋭)さんは海江田さんに一本化、そして野田さんは降りると思う。馬淵さんは初志貫徹一人になっても降りないであろう。そう言う意味からして私は小沢さんの支援で海江田さんと見るが飛躍し過ぎだろうか。真の小沢一郎の闘いは来秋と見る。