参議院選に当り各政党に思う

　予め断っておきたいがこの批評は私の主観で独断と偏見に基づいている事を充分に御理解をしてお読み頂きたい事である。

 

民主党
　昨年の政権交代で国民と約束した、消費税を４年間は増税しないと言ったのに、何で今回それに触れたのか理解に苦しむ。マスコミや経済学者に対する政権党としての甘さを見せたくなかったからなのか、まるで、消費税論議をしないのはバカみたいと見られたくなかったのか。いずれにしても、ムダ撲滅のため、もう少し政治主導で公務員制度改革を本腰入れてやってたら、国民はもう少し理解してくれてたと思う。

 

自民党
　野党になったら、ほんの少し前まで自分らが政権党だった事を忘れてたみたいだ。政権が交代してまだ、１年も経っていないのに、責任があたかも自分らに無いように振舞ってる。そして、この参議院選にあたり重大な事を忘れてるというより気付いていない。それはこの１０年の公明党との連立である。選挙に当たって、選挙区の票が欲しいため、比例区の票を捨てている事である。これがどう言う意味か幹部は解かっていない。恐らく今回の参議院選の比例票で気付くであろうが、当分続くであろうし、公明党を甘く見過ぎた結果であろうがもう遅い。これは麻薬と同じと気付けるか。

 

公明党
　私は何度でも言うが、この党は批評にさえ当たらない。何故なら憲法違反の党だからだ。

 

共産党
　私が何のしがらみも無かったら、この党に行っていただろう。
　言っている事は正論である。もう少し、イデオの呪縛が取れればと思う。

 

国民新党
　党是が郵政改革か、それしかないように見受けられて損をしているが、亀ちゃんの独裁党だろう。

 

みんなの党
　私はこのお方の父君のミッチー好きだった。今でも私は小沢一郎とやれたらと、そう思っているが、この喜美党首、まだ細川内閣退陣の際の小沢の渡辺美智雄担ぎ出しの事忘れていない。小沢に騙されたと思っている。誤解なんだがそう思っていないため、小沢とは９分９厘一緒にはやらないだろう。残念だが。

 

たちあがれ日本
　私はどちらかと言えば、人間的には平沼赳夫さんは大好きである。しかし、政治の世界は違う。ただ、政策的にはほぼ正反対の与謝野さんとやっていけるのだろうか。

 

新党改革
　この党首舛添要一さん何か勘違いしたみたいだ。思い出せば宮沢さんの時の加藤の乱の加藤紘一さんを思い出す。善し悪し別にマスコミの評判が国民と勘違いした事、丁度加藤紘一さんがネットの支持が国民と勘違いした時と似ている。恐らく、国民と永田町の常識のギャップに気付かなかったのであろう。もし、今の参議院選の結果によっては政治生命は尽きたも同然である。

 

日本創新党
　この党の失敗は、立党時期を間違えた事である。この参議院選に間に合わせようと風と時期を読み違えた事と。前横浜市長の中田さんを入れた事である。何故なら横浜市を、昔の美濃部東京都知事よろしく後始末しないまま参加させた事である。

 

 

隣家のバラを紹介します。