16日朝のNHK日曜討論を見て

NHK日曜討論
 
テーマ「与野党攻防 どうする終盤国会」
 
沖縄の普天間基地の移設問題をめぐり政府は今月末の決着を事実上断念。
また、政治とカネの問題では、民主党小沢幹事長が国会の政治倫理審査会で潔白を証明したいという考えを示しました。さまざまな課題が山積する中、会期が残り1か月となった国会で与野党の攻防が激化。与党側は重要法案の審議を急ぐことにしていますが、野党側は普天間問題などをテーマに予算委員会での集中審議を求めるなど攻勢を強めています。終盤国会で何を重視し、法案の審議をどう進めるのか。
与野党国会対策委員長が討論してます。
 
○出席者
民主党 国会対策委員長    山岡 賢次
自由民主党 国会対策委員長  川崎 二郎
公明党 国会対策委員長    漆原 良夫
日本共産党 国会対策委員長  穀田 恵二
社会民主党 国会対策委員長  照屋 寛徳
国民新党 国会対策委員長    下地 幹郎
みんなの党 国会対策委員長   山内 康一
 
 何年も前からこの番組を見て感じたのは、昨年9月より政権交代なって攻守とこと変わった事である。政権交代なったあたりの番組は非常に面白かった。ややもすればマンネリ化する筈の与野党対決が55年以来体制が崩れ与党しか知らない自民党が本当の野党となったからである。交代直後の番組なんかは、下手なお笑い番組を見てるより数倍面白かった。与党だった公明党は10年来の友好党への気遣いから自民党へ辛口言えず、かと言い民主党に対しては擦り寄りの気持ちを抑え、終始ちぐはぐな対応だし、共産党に至っては今まで見た事も無い辛口共産党が、気持ち悪いくらいの明日にも与党入り的民主党への対応だった。それが、鳩山首相小沢幹事長の「政治とカネ」問題が発生してからのこの討論は一変し、またところ代わり自民と民主の名が変わっただけの討論に戻ってしまった。私はこの討論の無味乾燥さは今の世情を反映してると思い一抹の今後への不安を感じたのも事実である。