NHK日曜討論 際立つ政治家の質の低さ

討論テーマ「迫る会期末どうなる与野党攻防」
 
 来月8日に会期末を迎える国会。
 「衆議院選挙制度改革法案」や「赤字国債発行法案」などを巡って、与野党の攻防が激しくなっています。 両法案を衆議院で採決し、参議院に送る方針を示す政府・与党に対し、 野党は強く反発。
 自民党野田総理大臣に対する問責決議案を参議院に提出するとしており、与野党の対立は緊迫の度を増しています。
 終盤国会を迎え、重要法案の行方は?そして政局はどう動くのか?
 各党の国会対策の責任者が徹底討論します。
 
 
司会
NHK解説委員 島田敏
 
 
以上NHKHPより転記、敬称は省略した。
 
 
 見ていて腹が立つくらい、党利党略が酷い討論だった。と言うより、国民不在の自分勝手と言った方が良かった。特に選挙制度の「1票の格差問題」は正に自分の党の事しか頭に無く、如何にしたら得かしか考えていないみたいだった。どの党も身銭を切る、大幅な定数削減に踏み込んだ党も皆無だった。それが「1票の格差問題」の最良の改革なのに。また、問責決議の問題では、自公は談合して消費増税に賛成しておいて、解散に応じないとして、今度は単独での問責提出と言う矛盾の明確な反省も無かった。
 
 全般的な感想を言わせて頂けば、いつもそうだが、社民党の照屋国会対策委員長の程度の低さばかりが際立っていた。この人のは討論とは言わない、全ての議題に対し、基本の教科書的な答弁が多く、自党の主張が何であるかさっぱり解からなかった。これは社民党の人材不足がもたらした弊害とも言える。党の存在意義さえ侵し兼ねない人選である。正直、この人の発言中に、司会役の島田さんに限らず、他党の面々も顔をしかめる場面も幾度かあった。NHKも人選を考えるところに来ているのではとも思われた。(言ってる私が無責任かも知れないが・・・)