鳩山首相に思う。

 トップと言うより人間として当たり前の3原則は、下記になろう。
1.時間を守る。
2.言った事は実行する。
3.借りた物は返す(借りた金は端数切り上げて返す)。
 つまりは約束を守ると言う事だが、これを守れないような時は、前もって話して承諾を取る。以上は人としての付き合いの最低の条件であろう。
 今回、国のトップ=鳩山首相について考えてみると、沖縄普天間問題、それに21日の高速道路新料金の見直しと国民から見れば2枚舌と言われても当然であろう。首相は約束を守らない男と言われても当たり前だ。
 私は新政権発足以来の鳩山首相の発言を紐解いて考えてみれば、小沢幹事長との疎遠にあるのではと感じている。小沢幹事長とはトップとナンバー2の関係だ。もっと相談し合っていい筈だしそれが当然である。がしかし、前に私はブログで書いたが鳩山首相小沢幹事長に、「党はすべてあなたおまかせするので、内閣政務は私にお任せ下さい」と言った事で小沢幹事長はその約束を守っているに過ぎないのだが、原理原則を旨とする小沢幹事長のその冷静一徹な性格と、共に自民党時代の首相の小沢に対する苦手意識が、現在の状況を作り出しているのかも知れないとするなら、迷惑をこうむっているのは日本国及びその国民である。
 何故首相は小沢に頼まないのか、小沢に頼んでいればもっと違った展開になっている筈だ。二人で顔を寄せ合い相談し合ってる様を見た事が無い。もっと打ち溶け合って国の将来を考えるのが当然だった筈だ。やはり首相が小沢に遠慮したのが今も尾を引きずっている。小沢もすみ分けに拘らず国の一大事に命を賭けるべきと思っている。
 また、マスコミも悪い。小沢にしてみれば政府に一元化したんだから、責任を持ってやれば良い、が、言うべき事は言うと思っているだけなのだが、言えば相手が気を使い結果的に小沢の言う通りになってしまうと、それやはり小沢だ小沢が糸を引いていると言われ、弁解しない小沢が餌食になってしまう。周りが小沢との対峙に身構えてしまっている。小沢ももう少しフランクに相手と接すれば良いのだが
・・・・・・・・・・・。