KYな舛添、東国原

 自民党舛添要一厚生労働相は14日午前、橋下徹大阪府知事東国原英夫宮崎県知事との連携について「新党とかではなく、政策で連携する」と述べた。ただ、舛添氏は「あらゆる可能性はオープンだ」とも述べ、参院選前の離党や新党結成について含みを残した。とあった。こう言う記事を見ると私は必ず2000年(平成12年)11月の加藤の乱を思い出す。いわゆる森喜郎内閣の不信任決議案に対する造反・倒幕運動である。加藤の誤算はインターネットの支持がすべての国民の支持と勘違いした事だった。
 同じ事が今回の舛添、東国原にもある。彼らは未だに国民の人気があると本当に思ってる。マスメディアの世論調査で常に上位を占めているからだ。しかし、彼らの場合は反対に玄人に人気が無い、と言うのはそれなりの政治識者に理解されてないと言う事である。簡単に言えば政治家として軽いと言う事である。加藤の場合と同じで当人が真剣に思い込んでいるので、他人の忠告に耳を貸さない。これほど始末に負えないものは無い。恐らく舛添なんかは後は自分しか居ないと真剣に思ってるし、東国原も昨年の衆議院選時よりタイムが止まってると思っている。目出度い限りである。