橋下徹大阪市長、石原東京都知事と極秘会談、陰りの維新石原にすがる?いや違う

 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は13日、東京都内のホテルで石原慎太郎東京都知事と極秘会談した。次期衆院選での連携などについて協議したとみられる。石原氏は会談後、記者団に対し「いろいろな話をした」と語った。
 橋下氏は、報道各社の世論調査での維新の支持率低下などを受け、いったんは決別したみんなの党も含む第三極勢力と連携する方針を示している。石原氏との連携で、既成政党への対抗勢力をさらに拡大する狙いがあるとみられる。石原氏も自身を党首とする新党結成について「(近く出る健康診断の)結果をみて判断する」と、あらためて意欲を示しており、連携話が一気に進む可能性もある。
 一方、みんなの党日本維新の会との関係修復に動き始めている。渡辺喜美代表は12日の会見で「消費税増税反対や原発ゼロ方針で一致できるかを確かめたい。協力するかしないかは話を聞いてからだ」と強調。15日に各党あいさつ回りをする橋下氏との顔合わせが関係見直しのスタートになると説明した。
 両党の関係は「合流」問題に関する8月の渡辺、橋下両氏の協議が物別れに終わり急速に冷え込んだ。しかし危機感を抱いたみんな側の江田憲司幹事長が維新幹事長の松井一郎大阪府知事らと電話で意見交換を重ねたことや維新側の歩み寄りから関係改善が浮上した。
 それでも、みんなの党は維新に参加した3人の参院議員が比例代表選出のため「議席泥棒だ」(参院幹部)と厳しく批判。現在の11人から1人でも減ると法案を単独提出できなくなる事情もあって会派離脱も認めない方針で、統一会派結成といった“解決”を図るのは容易ではないもよう。不調に終わった場合の選択肢として、新党改革舛添要一代表)との統一会派も探っている。
 ▼浅川博忠氏(政治評論家)世論調査での支持率低下に焦った橋下氏が、人気が安定している石原氏にすがりに来たということ。みんなの党へは、「東はみんなの党」「西は維新の会」で第三極としてまとまろうと持ちかけている。みんなの党にとっても悪い話ではない。ただ石原氏の方が(みんなの党代表の)渡辺氏より大物なので、橋下氏としては石原氏との連携にこだわるだろう。いずれにしても橋下氏の迷走ぶりが目立ち始めている。
 
 
スポニチの報道だ。

 
 
 今回の橋下大阪市長が石原東京都知事と極秘会談をした。これだけ前もって注目されれば極秘ではないだろう。マスコミや識者は一様に、陰りの出た維新が石原新党と組んでの起死回生の一手と見ているが、私は違う。確かに最近の支持率低下には本人には想定の範囲内ではと思っている。逆に今後の石原さんの出方と、どんな関係者が居るのか、今後の作戦のたたき台のための様子見なのではと思っている。今までの言動を見ている限り、彼はそんな柔な男じゃないと思っている。彼は相手と話をしながら、別の事を考え行動の出来る男とも思っている。とにかく思考の回路が速い。前にも何度も言ったが、「即時即決、有言実行」近年稀なる政治家と私は見ている。とにかく回転が速い。そう言う意味では小沢一郎と似ているとも思っている。
 余談だが、石原慎太郎都知事とは似ても似つかないまるで対極の人間性なので、私は合わないと思っているのでやめた方が良いと思っている。