建設業界から見た小沢支配は疑心暗鬼か?(その1)

 予めお断りしておきたいのですが、これから私が書く事は全国で行われているのかどうかは解かりませんが、あくまで私の地方(私も現在これで商売しているので正確な地域は秘匿します)での事ですのでお断りしておきます。
 マスコミで色々出てますが、国民の方は良く解からないのではと思い、簡単に業界の仕組みを述べて見ます。
 建設業と言うのは受注産業なんですね。というのは何にも形のないものを我々建設業者は、役所(国土交通省都道府県の建設局部課、市町村役場の建設局部課)を通して国民(税金)にその形にして売っているんです。我々建設業者のお客様はその形を買ってくれる国民なんですね。それをこの関係者すべてが把握してないのか、それとも忘れているのか、が現実なんです。なぜか。我々建設業者は国民の代わり(代理)にその工事を発注してくれる役所しか見てないのです。しかも、昔(今は工事が少ないため自由競争)は5~10社の指名競争入札ですので、戦う相手が公表ですしいつも一緒ですから容易に話し合い(談合)も出来ました。また、その工事は如何にして発注されるのか、それが国会議員の先生方(予算を握る与党)が関わる原因にもなる仕組みなのです。その仕組みとは。
 その仕組み以下次号。