郵政人事に吠えた竹中平蔵元総務相

 昨日都内の会合に出席して、共同通信の取材に「天下り根絶といいながら実際は『渡り』を政治主導でやったと言う事だ」と吠えたそうな。久々のマスコミ登場だ。恐らくこの元大臣最近の政権交代小泉改革の批判に対しモヤモヤのフラストレーションがかなり溜まっての事と推察する。私にしてみればこの方がマスコミから消える事は、非常に寂しいと同時に残念に思える。と言うのは日本を改悪して消えられるのは困るし、何れはそれなりの責任を取ってもらいたいと考えるのは私だけであろうか。
 私は今回の彼の主張、言い分に対して2つの矛盾を感じた。1つは小泉政権時に官僚の天下り及び渡りを自分らが禁止どころか静観しながら、他人に良く言えると言う事だ。もう1つは政治主導で選んだ人事に対し官僚主導人事を黙認した人その者が批判した事である。普通の人間だったら恥ずかしい発言と言わざるを得ない。と言う事は彼は普通の人間で無いと言う事だ。そうだろう、市場原理と言いながら規制を緩和しアメリカファンドに日本企業を売り渡した張本人だもの。日興コーデアル証券が何よりの証だ。