人気食材のグルメ旅に思う

私は脳出血と言う大病を患いながらも、懲りずにリハビリの成果の確かめと称し、毎年最低1回は全国を1週間ほどかけて旅してる。私は病前より新鮮魚介類には目がなく、特にエビカニイカに牡蠣が好きなもんだから、必然的に海辺の漁港周辺の観光地と相場が決まってる。だからここんとこ海の無い県には殆ど行って無いと言って良い。私は住んでる地域の商売(建設と不動産)の業界の旅行幹事を二昔ほどやった関係から、国内外には結構行った方である。国内においては、47都道府県の内、鹿児島県だけ行った事がないのが残念で今もって悔しい限りである。上記の我々の業界はいたって派手な業界に属する関係上、どちらかといえば暴飲暴食や喫煙等つきものである。私等タバコは1日60本喫ってた。そういう関係上このような病気は当然といえば当然の結末と言って良い。このまま病気せずにいたら当にあの世だったろうといつも妻と話してる。今なんか考えられないくらい品行方正の生活である。そんな中でリハビリの成果の確かめと称しての年1回のグルメ旅が人生最大の楽しみと言え、毎日決まった時間の、時には苦しいリハビリに耐えていると言って良いのである。今年は何年も妻にせがまれていた中国四国地方の「しまなみ海道の旅」を計画し、詳細な旅日程を作り、チケットを求めるだけまで決まっていたが、6月末から7月上旬にかけての中国四国地方の豪雨災害により、中止を決断した(7月16日付け拙ブログ参照:https://blogs.yahoo.co.jp/reikun11/29507335.htmlのが大変残念だが、たまにはと、代わりに内陸の日光・鬼怒川周辺に今回は変えた。内陸の定番料理、ブランド肉を楽しんで来たいと思って居る。
私はもう年なので仕事は息子に任せ、会社の自分の部屋で仕事せず、朝から晩までネットでにらめっこ。何をしてるかと言えば、殆どが旅行会社のパンフレット見か、全国の観光地の現状検索である。それによれば、食事がそれなりで、部屋や施設の充実さを勘案すれば、東海地方の熱海や伊豆地方が一番安く、良いグルメ観光旅行が出来る。但し、箱根だけは異常に高いのが不思議だ。後全国一いや世界一のサービスと気遣いの宿で有名な能登半島和倉温泉の加賀屋には私は行った事がなく、一度は行ってみたいとは思って居るが、普通でも一泊2万2千円から2万5千円はするらしいが、それでのサービスは当たり前だし当然と思う。やはりそのような旅行は、新鮮魚介類等でも一泊1万2千円から167千円での勝負となり、それでこそのサービスと言える。それらを勘案すれば私はやはり熱海や伊東、下田当たりまでの東伊豆が一番のグルメ旅行地だと思って居る。だってこのような値段で、二人位の泊りなら、30cmくらいの金目鯛の煮つけがつくし、格安だと思う。だから私は少しオーバーだが年1回は必ず東伊豆に寄って来る。病前に行った伊豆に忘れられない宿がある。修善寺にある「柳生の庄」と言う和風の旅館である。確か今なら一泊35千円から4万円はしてる。忘れられない宿である。
話が変わるが酷いのはカニの食い放題と銘打った1泊15千円ほどの旅プランである。間違ってもこのプランは信用してはいけない。大概はズワイガニの食い放題だが、身の入りは悪く、乾いていて、とても食べられたもんじゃ無い。だってそうだろう、ズワイガニと言ったって当たり前のズワイガニだったら1kg3,500は最低するからだ。大量に仕入れるといっても1kg1,500円はするだろう。だとするなら食い放題だととてもじゃないがペイは出来ないだろう。規格外れや不良品を安く仕入れての食い放題セールだろうと思う。安物で最大の名セールと言え欲の人間の心理を釣った商売だ。これはカニに限らず伊勢エビや鮑、それにブランドと言う肉も同じだ。それらには私は一切目もくれない。これらの食材での食事は最低でも鮮度が多少落ちても1泊16千円以上から2万円、3万円はする。
今はもう未だ生きれると思い来年の旅の計画だ!
生きてるこその楽しみである。頑張ろう!!