テレビ朝日があの自民党幹事長代行の萩生田光一議員に対し謝罪したとは、読売グループと同じ穴のムジナか

 7日放送の『グッド!モーニング』(テレビ朝日)で、自民党幹事長代行の萩生田光一議員に対し謝罪した件がいまだ波紋を呼んでいる。
 問題になったのは4日に放送されたジャーナリスト田原総一朗氏のインタビューだった。この日、田原氏は自民党役員人事、特に幹事長代行になった萩生田光一議員についてこう批判した。
萩生田光一さんを幹事長代行にした。これで僕はぶちこわしだと思う。すべてぶちこわし。萩生田光一というのはね、加計学園問題のいわば一番の責任者ですよ。自民党の何人もの実力者に聞いたけど、なぜ安倍さんが彼を推したのか理解できないとみんなそう言っています」
 続けて田原氏は「内閣改造ですべて終わったわけではない」として加計孝太郎理事長、稲田朋美元防衛相、安倍昭恵夫人の証人喚問が必要だと強調している。
 田原氏の発言はジャーナリストとしてしごく当然のもので、目新しいものでさえない。ところが、放送から3日後の同番組では「萩生田幹事長代行から抗議を受けました」として、「田原さんの見解とはいえ、『加計学園問題の一番の責任者』というコメントは、一方的で、正確性を欠く表現でした」と謝罪、萩生田氏が624日の閉会中審査で「私が指示を受けたり、文科省に対して指示を出したこともない」「工期や開学時期について発言したことはありません」など加計問題に関する“萩生田指示”を否定する発言を改めて紹介、萩生田氏にお詫びしたのだ。
 まさに全面降伏、全面謝罪だが、しかしすでに複数の報道、また本サイトも繰り返し指摘しているように、安倍首相の“側近中の側近”である萩生田氏が加計学園問題に関し大きな役割を果たしてきたことは事実だ。
 実際、文科省が公開したメールや添付書類には萩生田氏が「広域的に」「限り」という事実上の「京都産業大学外し」を内閣府に指示していたことが、はっきりと記されていたし、619日にNHKがスクープした文部省の内部文書「1021萩生田副長官ご発言概要」でも、萩生田氏が文科省に対し「総理案件」であることを伝えていたことが明らかになっている。
 萩生田氏は国会などで、それらを全面否定しているが、しかしそこで“安倍首相と加計孝太郎理事長が腹心の仲なのは最近知った”などと大嘘をついていたことからもわかるように(萩生田氏は加計学園が経営する千葉科学大学客員教授を務めており、さらに安倍首相、加計理事長との3ショットを自身のブログに掲載もしている)、その否定発言など到底信用できるものではない。いずれにしても、田原氏のコメントが正当な論評の範囲内であることは疑いようもない。
 
 
これ「テレビ朝日萩生田光一幹事長代行に全面屈服、加計報道も縮小! やはり安倍首相と会食した早河会長ら幹部が圧力か」と題した本と雑誌の知を再発見するLITERA 2017.08.16の記事である。
 
 
安倍首相も口では色々謙虚に謝罪したりしてるが、やはり上から目線の性格は治っていないらしい。あの第1次安倍政権時のような気の弱いおどおどして逃げ出した時のような姿はどこに行った? 誰が教えたのだろうか、どんなヤツが影で操っているのかさっぱり解らん! 唯今言える事は自民党総裁3選だけは無くなったと言う事だけだ。しかし、あれだけ運が良く、トントン拍子に自民党総裁任期の延長をした時には、ホントにそうなるのだろうと疑っては居なかったが、やはりどんな時も人間社会においては「出る杭は打たれる」と言う事だけは証明したと言える。大体今度の内閣改造を見れば、その性格は少しも変わっていない。かなり横柄な態度である。良く自民党議員文句も言わず、着いていくもんだと私は感心してる。今の自民党議員は、霞が関の役人と同じで、目は国民を向いていず、その目は皆首相官邸しか見ていない。つくづくこんな人間を宰相に選んだ国会議員の連中、間接的には我々が選んだも同然だが、一生の不作に思えてしょうがない。