山本幸三地方創生相は16日の閣議後の記者会見で、学校法人「加計学園」(岡山市)の国家戦略特区での獣医学部新設計画を巡り、文部科学省が15日に存在を確認したメールの内容の一部を否定した。萩生田光一官房副長官が獣医学部の新設条件の修正を内閣府職員に指示したとされる問題も打ち消し、自身の判断で修正したと説明した。
メールは昨年11月の国家戦略特区諮問会議直前に内閣府職員から文科省職員に送信されたもので、獣医学部の新設を認める条件を記した文案について修正を求める内容。内閣府の藤原豊審議官の発言として「指示は萩生田副長官からあったようです」との記載もあった。
これに関連して萩生田氏は16日の参院内閣委員会で「指示を出したことがない」と改めて否定。山本氏は「私が判断して入れたものだ」と述べ、自ら内閣府職員に修正を指示したと明らかにした。藤原氏は「私が手書きで文案に修正を加えた」と説明した。
菅義偉官房長官は16日の記者会見で「怪文書」と断じた文科省内の文書について「現在の認識としては今回の追加調査の結果、複数が存在するということなので(『怪文書』と発言した)当時の状況とは違ってきていると思っている」と語った。
良くウソが付けたものだ。確かに何も知らない国民はこれだけ訴えられれば信用はするのだろうが、冗談じゃ無い!長年役人行政で苦杯をなめてる、役所相手の我々業者にはそんなウソまやかしは通じない! そんな指示を出さなかったと言った方が余計怪訝に覚える。私は彼らに問いたい。安倍首相はじめあなた方は何故、今の職を欲して、勝ち取って今の職に居る? それは名声何て最初からそんな高等なものでは無い!何の事無い自分の意思欲望を達するがために、臨んだその位置では無いのか。そのためには、それを実現するための手段として権力が必要だったから、今の職を奪い取ったんじゃないか。それを聖人君子のように、国のため国民のためとは片腹痛いと言うしかない。人間権力を持った者は、権力を持ったものにしか出来ない事を知らず知らずにそれを行使する?それが人間と言う動物に無い頭脳を持った者の定めと言って良い。それを必ずややりたくなる動物=人間なのである。それをやれる環境にある者が、やらない方が人間の性(さが)として逆におかしく思う。安倍首相もそうである。刎頚之友として、何でも話し合える友が冗談一つでも、「あれ考えてるが何とか出来ない?」と言われない方が、また言わない方が逆に不自然である。安倍首相が、刎頚之友にしつこく頼まれたが立場上お断りしたと言った方が本当に聞こえ、そう言った方がここまでこじれなかったと私は思っている。安倍首相が実は言ったのに、言わなかったことにしたがために、部下の官僚連中が、安倍首相を必死に守ろうとしたその行動が、それこそ忖度がここまでこじれた原因と思う。人間でありせば、権力者が言わない筈が無く、権力者の友がそれを利用しようとしない訳がなく、余りにも考えすぎたためにこうなってしまった、その責任は全て安倍首相にある。それに気づかない内は、日本国宰相の職にあっても、史上に名をは、とてつもなく不可能と思わねばならない。