「豊洲に移転するしかないそれは私が決めた」とした当時の元市場長 何故今?その疑念が消えない

豊洲移転決定の経緯をめぐり、新たなキーマンが急浮上した。
来週にも行われる石原元知事の会見。さらに、小池知事との公開バトルが迫る中、ある人物が、フジテレビのカメラに衝撃の真実を語った。
14日、大矢 實元市場長は、「『豊洲に移転するしかない』と、最初はわたしが決めた」と語った。
豊洲移転は石原氏ではなく、「最初にわたしが決めた」と語るのは、19996月から2年間、石原都政で、中央卸売市場長を務めていた大矢實氏。
その当時、大矢氏は、豊洲の敷地面積やアクセスなどを考慮したうえで、大矢氏は「豊洲なら(移転が)可能であるという判断をした。(その判断をしたのが?)それは、わたしです。わたしが判断をして、副知事や知事にあげて、知事の決裁をもらった。GOサインをもらった」、「『だから移転しかありません』と言ったら、『うーん、そうかね』って感じだから、『じゃあ、そっち(移転)でいこうよ』」と語った。
大矢氏によると、2001年の春、移転しかないという大矢氏の発言を受け、「そっちでいこうよ」と答えたという石原元知事。
同じ年の12月に、豊洲移転が決定している。
大矢氏は、「豊洲に移転整備すると決定した責任は、(石原元)知事にありますよ。権限と責任じゃないけど、決定したことに対する責任はあると」と述べた。
東京都が、豊洲への移転を決定する過程で、安全面が議題に上がったということだが、大矢氏は、「(会議で)ベンゼンが出るだろうって話が、確か出たように記憶している。それは封じ込めて、十分対応できるという話だった」と語った。
また、土地の所有者だった東京ガスとの交渉について、大矢氏は、「(『交渉を進めろ』という指示は誰もしていない?)そんなことしませんよ。それは全部、わたしの判断でする」と語った。
移転をするには、東京ガスに土地を売却してもらうことが必要不可欠だとして、独断で交渉を進めたという。
大矢氏は、「(あらためて豊洲移転を判断したことについて)正解だと思う。あそこ(豊洲)以外ないのではないか」と語った。
大矢氏の発言が、今後、どのように影響するのか。はたして、石原元知事は、会見で何を語るのか、注目される。
 
 
これ『豊洲「わたしが決めた」 元市場長が告白』と題したフジテレビ系(FNN 2/15() 18:59の配信ニュースだ。
 
 
石原慎太郎氏、会見やめた 14日に宣言も一夜で撤回
 元東京都知事石原慎太郎氏(84)が、豊洲市場移転問題について説明するとしていた記者会見を一転して行わない意向であることが15日、分かった。石原氏は14日午前に都内の自宅前で報道陣に「来週に会見を開く」と宣言したばかり。一夜にして前言撤回となった。
 関係者によると、14日夕に豊洲市場問題特別委員会の石原氏の参考人招致が3月18~20日のいずれかに行われることが決まったことで、わざわざ会見を開く意味がなくなったことが理由だという。実際に石原氏は「参考人招致がいつになるか分からないから、自分の口で説明したい。(マスコミに)付きまとわれて散歩もできない」と話しており、招致の日取りが決まっていないために会見するとしていた。今後は理論武装のための資料集めを行い、参考人招致に向けて準備を進める。
石原氏は、豊洲東京ガスの工場跡地を都が取得した当時の知事。昨年10月の東京都の小池百合子知事(64)による公開ヒアリングの要請には拒否の姿勢を貫いており、今まで公の場で豊洲問題を語ったことはなかった。
 
 
こっちは「石原慎太郎氏、会見やめた 14日に宣言も一夜で撤回」と題したスポーツ報知2/16() 6:05の配信記事である。
 
 
石原元知事が会見を中止したのは、この市場長の発言があったための作戦の練り直しのためだろう。唯解らないのが、市場長がどちら側のためにと言う事である。今このように大ぴらに発言すると言う事は、恐らく良心の呵責?のタマではないだろう。それほど軟な男では無い事だけは確かである。行政の不祥事で、良心の呵責に耐えない者は当に自殺してるのが常だからである。思うにこの市場長かなりのタマと見た。何故今の疑念が消えない。何故なら真相を究明するには何も考えなくて良い、百条委を設置すれば良いからである。恐らく攪拌が目的か?じゃ何故?何のために?その疑念がどうしても消えない。