東京・豊洲新市場の移転問題をめぐり、石原慎太郎元都知事(84)が都議会の参考人招致に応じることを了承した。かたくなに「公開ヒアリング」を拒否し、文書での質問にもゼロ回答だったが、小池百合子都知事が強硬に求め続けたことで成就した。石原氏に「NO」と言わせないため、禁じ手に近いワザも仕掛けていた。ただ、永田町では「石原氏ドタキャン説」も流れている。
「すでに求めている『石原氏の証人尋問』は必須だ。法廷で認識を明らかにしてほしい」
都はこれまで「石原氏の賠償責任はない」としていたが、小池氏は1月20日の定例会見で「一度立ち止まる。訴訟について検証することが必要だ」といい、石原氏の賠償責任を示唆した。
夕刊フジは翌日、「慎太郎 破産危機」と報じた。
これだけではない。小池氏は、石原色の強い都の事業にも切り込んだ。
今月初め、石原知事時代にスタートした若手芸術家の育成支援事業「トーキョーワンダーサイト(TWS)」の名称を変更し、再整備する意向を示した。TWSの外部役員には、芸術家である石原氏の4男が抜擢されたことがある。
先月中旬には、こんなこともあった。
石原氏が「公開ヒアリング」を拒否するなか、次男の良純氏がワイドショーのコメンテーターとして、都政について語っていたことに、小池氏はカチンときた。
都政関係者は「まさに『石原氏包囲網の構築』といえる。小池氏は、石原氏が原稿執筆や講演などはこなしながら、『都政の闇』を解明することから逃げる無責任さに激怒していた。やや禁じ手の感もあるが、往生際の悪い石原氏を引きずり出すには仕方なかったようだ」と語る。
現に、自民党関係者は以下のように語る。
「参考人招致での発言はリスクが高い。高齢の石原氏が十分に答えられなければ、強い調査権があり、罰則も科せられる百条委員会が設置されるだろう。疑惑がさらに深まる可能性すらある。こうした事態を、年内にも衆院選がある長男の伸晃氏(経済再生担当相)らが黙認するだろうか。『体調不良』などを理由にして、最後の最後に出席を断ることも、あり得るのではないか」
この石原と言う男、正に不器用と言えると言うか、「いいカッコしいー」と言うのか、おとなしくしてれば良いものを、わざわざ寝た子起こすような行動をするから、さすがの小池さんも「じゃぁやってやろうじゃないの」と来ちゃった。本当に石原と言う男はバカな男である。「何が喜んで」だ。そして「小池さんに直接伝えたいこともある」「公の場で話したいと思っている」とは、全て記憶が無い人が、今更何を思い出して言うのか。だったら盛土にかかったと言われる850億円もの金の事も思い出して言ってもらおうじゃないか。冗談も休み休み言えよ!
でもこの男やはり最後はドタキャンして逃げるかも知れないな。いやその方が大だ!