安倍晋三首相は26日、都内で開かれた経団連の会合に出席し、15、16日に行ったロシアのプーチン大統領との首脳会談を振り返り「プーチン氏は共同記者会見で、『一番大事なことは、平和条約の締結だ』と発言し、経済協力が食い逃げされるという懸念を明確に否定した」と語った。
こんな事当たり前だ。政府が例えそうだと解っててもそうだと言うバカはいない。外交辞令だし、常識である。
ただそう言われる懸念がある方が問題である。当時のソ連との日ソ不可侵条約締結時に一方的にそれを破らなかったにせよ、参戦したかったソ連と言う民族は、少なくとも我々日本人とは相容れないものがある事は事実である。だからと言う訳ではないが、当時のソ連、今はロシアだが信用は出来ない民族である事だけは紛れもない事実である。だから北法領土問題は、ロシアにとって全くの金のなる木である事は確かだ。だからこそ絶対離しはしない。ロシアにとって、この北法領土問題は代えがたい切り札と言える担保なのである。それを知ってか知らずかこの問題の進展に突っ込んだ安倍首相のプーチンに対する評価は、願う気持ちを表しているに過ぎない。少なくともロシアは、この問題は解決する意思は100%零である。何故解ってて盟友米国に対してこれを出すのだろうか。ある一種の米国への警告とパフォーマンスでしかないのだろう・・・・・・・・