東京都都議会議員のバカ高い議員報酬 地方自治体の癌であり共産党風に言えば国民からの搾取そのものである

こんにちは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
都議会では平成27年度の決算特別委員会が佳境を迎えておりまして、ゲ○を吐きそうになりながら質問づくりに勤しむ毎日ですが、同じくかがやけTokyoに所属する上田令子都議の資料要求によって興味深いデータが出てきました。
 上田令子ブログ:東京都議会公用車使用ランキングが明らかになりました!(http://blog.livedoor.jp/edomam/archives/52389701.html)”
それはずばり、都議会議員の公用車の利用状況!
以前からちょいちょい取り上げてきましたが、東京都議会は23台も公用車を所有しています。地方議員に公用車なんて、せいぜい議長くらいにしか必要ないと思うのですが…
議長車、副議長車に加えて、大会派である自民党公明党民進党には「幹事長車」なんてという特権まで用意されております。
しかも、小池知事の握手を拒否したことで一躍有名になった議長が使用されているのは、なんとレクサスLS600hL!軽く一千万超えのお車ではないですか。。
また「会派優先車」なるものまで存在しておりますが、4大会派の一角である共産党に割当がないのは、彼らがポリシーとして公用車の利用を固辞しているからです。さすがのブレない野党です。
で、利用状況を日数単位でまとめたものが表がこちら。
都議会自民党さんがぶっちぎりのトップで、なんと年間で3112日!文字通り桁違いです。とはいえ、所属議員の人数が違うので、合計利用日数を比べるのはフェアではありません。
そこで、所属議員の人数で上田都議が算出したものが以下になります。
【公用車年間利用日数ランキング(一人あたり・平成27年度)】
金メダル 自民党 5557
銀メダル 公明党 395
銅メダル 民主党(当時) 279
4位   維新の党(当時) 2
5位   かがやけTokyo 033日 
トップの自民党はだいたい1人の議員が1週間に1度、公用車を使っている計算になります。
議員の公用車利用については、色々なご意見があると思います。仕事を効率的に行うためには使ったほうが良い場面もあるでしょうし、一概にすべてが悪だというわけではありません。
しかしながら、タクシー代などの交通費にも充てられる政務活動費が支給される中で、これほど潤沢な公用車が配備されているのはいかがなものかと思いますし、いくら議長車でもレクサスである必要はないと思います。
ちなみに全会派の利用日数を23台で割ると公用車1台あたりの稼働日数は約193日で、ウィークデイだけで考えるとけっこう、眠っている車が多いんじゃないかと思います。
そういえば東国原氏が宮崎県知事になった際は、知事専用車だったトヨタセンチュリーを売却して、職員と共用のハイブリット車を使っていたことが話題になりました。
業務効率やセキュリティ面もありますから、即座に公用車のすべてを失くせとは言いませんが、
・見栄を張った高級車はやめる
23台の台数も合理化して半分に!
特別委員会もロクに開かれず、その存在意義が厳しく問われている都議会は、これくらいの改革は真剣に検討するべきではないでしょうか。
なお、私はまだ都議会の公用車については一回も使ったことはありませんし、これからも使用予定はありません。命を狙われるレベルになったら考えます(笑)。
今回の資料要求を行なった上田令子都議とともに、改善提案を議会の中からあげていきたいと思います。
 
それでは、また明日。
 
おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 33
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
 
 
これ「都議会の公用車の利用実態が判明!」と題した おときた駿さんのアゴ 11/12() 7:11の配信記事です。
 
 
 凄まじい都議会の議員さんたちである。 裕福な自治体の典型であろう。
東日本大震災福島第一原発事故により、闇から表に出た電力会社の役員連中とそれらの担当官僚連中の横行闊歩(おうこうかっぽ)と気随気儘(きずいきまま)に匹敵する、都議会議員の業態である。もし小池知事が当選してなかったら、これらが表に出る事無かったろうと思える。そう言う意味においては小池百合子さんの功績は勲章に値するだろう。議会議員と言う肩書は、我々国民・都民の代議員であり代表でもある。それがこの体たらくである。もっともその都議自身はその認識は零であろう。何より全国から集まってくる人間の数だけでなく、全国の企業(の社員)が汗水たらして働いた結晶(企業の利益)が東京都にある企業の本社で国税地方税(東京都に入る税金)が吸い上げられ、その東京都には約5兆円と言うカネが毎年入るのである。それを一自治体とは言いながら、首都を擁すると言うだけで、かなり裕福な自治体となっている。こんな不公平他に無い。しかもおかしかったのが先に行われた小池さんが当選した都知事選挙に立候補した、自民が推した対立候補増田寛也さんが前記の不公平を是正しようと、第1次安倍改造内閣総務大臣時代に東京都から1千億円吸い上げた張本人だった。その人を都知事に推した安倍内閣、こんな人を食った人間戦後に一人としていない。それだけやりたい放題で、我々国民・都民はバカにされたと同じであった。
話は逸れたが、いわば全国の我々のカネと言って良い筈のカネを、東京都が自由に使い、その金を立法と行政が共に自由に分け使っている様は、共産党風に言えば国民からの搾取そのものである。
イメージ 1