豊洲移転問題の「盛り土不要」論設計業者から出始めた 施行者側を締め上げればすべて解かる小池知事何故やらない!

 豊洲新市場の建物の下に盛り土が行われていなかった問題で、設計を担当した「日建設計」が2011年1月までに「盛り土不要」と明記した技術提案書を東京都に提出していたことが新たにわかりました。
 豊洲新市場の基本設計の業者選定は、2011年1月の締め切りまでに2社が技術提案書を提出。2011年3月に日建設計との契約が締結されました。
 都議会民進党が入手した資料によりますと、日建設計は技術提案書の中で建物の下に「盛り土不要」と明記し、盛り土をしない工事計画を提案していたことが新たにわかりました。提案書では、「可能な限りスケジュールの圧縮」を試みるため、「盛り土工事を基礎工事と一体的に検討することにより、無駄な工事を省略することが考えられる」としています。都議会民進党は、「日建設計の担当者からもヒアリングを行い、経緯を明らかにすべきだ」と話しています。
 この提案書は日建設計が2011年1月までに提出していて、これまで明らかになった資料のうち、「盛り土なし」と明記された最も古いものとみられます。また、先月30日に発表された都の調査は「段階的に盛り土なしと決まっていった」としましたが、今回の資料については触れられていません。(0502:06
 
 
これ『設計会社が「盛り土不要」提案、11年1月までに提出』と題したTBS系(JNN 105()420分の配信ニュースである。
 
 
 以前に指摘したように、この手の問題は担当者や工事であれば、それを直接指揮担当する発注者側では担当官、施行者側もそれを直接担当する担当者に聞き取りをすれば全て解かる筈である。何故なら施行者側の担当者は最後の完成を目指して、会社を代表してすべての責任と良質の物を発注者側に瑕疵を無くし、最高の物を引き渡し会社を宣伝しなければならない義務と責任があるからであり、ひいてはそれにより莫大なボーナスも貰えるからである。だからこの契約物件の内容と完成までの経過は全て記録して保管しているから、聞き取り調査すればすべて解かる筈だが何故それを都側がやらないか不思議である。金額が小さければ、発注者側の担当官の失敗や捏造等は、施行者側の担当者が被るのが常だが、何せ今回の場合は金額の規模が余りにも大きいから、施行者側の担当者が被るのは不可能だろう。(それをやれば本人が刑事責任が発生するから)
 とにかく今回の都庁側の、この盛土云々の指示者は都庁の職員のかばい合いで、不明と結論付けたから、一番良いのは施行者側を締め上げればすべて解かる筈なのだが、余りにも事が大きくなり過ぎたために、引っ込みがつかず、今更と言う訳なのだろう。何の事無い、要は自らの懐が痛まない税金だ。要するに「皆で渡ろう赤信号」これが都の職員のスクラムの結果だ。バカ見るのいつも国民・市民・都民だ。この際小池知事はこれで納めては都民の笑いものだ。私の言う通り頼んだ業者や設計者そして測定者・測定業者の担当官を締め上げれば全て解決だ。いづれにしても最大の責任者は都の最高責任者の石原慎太郎都知事である事だけは確かである。