「豊洲問題について説明したい」と、自分から足を運びたいと申し出ている。これまで誰に対しても「聞きたいことがあれば、聞きに来い」という態度だったのに、まるで別人のようだ。どうやら、女帝となった小池都知事に逆らったらヤバイ、と身の危険を感じているらしい。
豊洲問題発覚直後は「だまされた」と被害者ヅラしていた慎太郎氏。ところが、先週になって、「多大な混乱や懸念を生じさせ、申し訳なく思っております」と謝罪文を発表。
今週には小池都知事に対し「調査に協力したい」と自ら申し入れている。
態度が百八十度変わったのは、予想以上に問題が大きくなり、危機感を覚えているからだという。態度はデカいが、もともと気の小さい男。このままでは、集中砲火を浴びかねないと、ビビっているようだ。
そのうえ、官製談合疑惑や贈収賄疑惑もささやかれていて、捜査関係者も「どんなやり方でやればいいのか」と大きな関心を寄せているという。さすがに、捜査の手が慎太郎氏に及ぶことはないだろうが、このままでは都議会に引っ張り出されることは必至だ。
■百条委は絶対に避けたい
「石原氏が最も恐れていることは、百条委員会などが設置され、その場に呼び出されて厳しい追及を受けることです。都議会で“さらし者”になってしまう。その前に、小池氏と2人きりで会って“密室”で話をつけたいのでしょう」(都庁関係者)
「あのゴーマンな男が下手に出なければならないほど、石原氏は追い込まれているということでしょう。張本人がようやく表に出てきた形です。ただ、小池氏に協力しただけで、はい、オシマイ、としては絶対にいけない。全容を全て明らかにするとともに、きちんと責任を取ってもらう必要があります」
石原氏がビビっている理由はもうひとつ。“小池新党”の行方だろう。10月30日に開講する政治塾が発展し、新党結成という流れになれば、東京の“勢力図”は一変する。衆院議員である2人の息子、石原伸晃氏、宏高氏の選挙区に、小池塾から“刺客”が送り込まれれば、落選危機だ。
これまで強気一辺倒で頭を下げられなかった男が、「大年増の厚化粧」とこき下ろしていた相手に最後の最後で“命乞い”。晩節を汚すとは、まさにこのことである
正にこの記事の通りである。この男石原慎太郎元知事は余りにもやり過ぎた。都の公金を使い四男石原延啓(いしはら のぶひろ)=画家に東京都のイベントに必ず彼の絵をモチーフにした物を使い、絵画や骨とう品の価値が解からない者達=見学者つまりは都民や国民を担保に何億も使った事はいざ知らず、苦言を呈した都の幹部を怒りちらして我儘を通した事は有名だ。そんな彼が舛添前都知事を批判するなんざ、語るに落ちるというべきか。
この記事の後に、小池知事に協力するとして、ヒアリングにも応じるとしてた石原慎太郎元知事はこの期に及んで拒否すると回答したみたいだ。何故ならそのヒアリングが公開して行われるからだ。個別なら応じて公開なら応じないと言うのは、恐らく自分を告訴しないと言う条件取引をしたいからだろうと私は考える。あれほどの傲慢野郎が公開の場で醜態をさらせば、今までの勝手・我儘行動が全て否定され、彼の半生そのものとの整合性がとれなくなる。さすれば、ここに来て男石原慎太郎の人生そのものが否定されてしまう。これは今まで地球が自分を中心に回り好き勝手のし放題、自業自得と言え、最後にそのツケが来たと言える。かわいそうだがそのツケ払わなければならないだろう。