22日から始まった5夜連続ドラマのテレビ朝日の山崎豊子原作「白い巨塔」、視た感じではキャストがどうもしっくりこない!

 22日に放送されたV6の岡田准一(38)主演のテレビ朝日開局60周年記念5夜連続ドラマスペシャル「白い巨塔 第一夜」(後9時)の平均視聴率が12・5%を記録したことが23日分かった。
 
 山崎豊子氏の同名長編小説(65年)を原作に、03年(フジ系、主演・唐沢寿明)以来のドラマ化。浪速大学医学部第一外科准教授の財前五郎(岡田)がなりふり構わず教授の座を目指す物語。
 
 原作では財前の専門が食道がん手術だったが、今作では腹腔(ふくくう)鏡手術になるなど現代風にアレンジし、医師役初挑戦の岡田が“令和の財前五郎”に挑戦する。ドラマは23日午後9時から第二夜が放送される。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
 
 
これ『岡田准一主演「白い巨塔」第一夜は好視聴率12・5%』と題したスポーツ報知5/23() 9:56の配信記事だ
 
 
22日から始まった山崎豊子さんの「白い巨塔」ドラマ、このドラマに限らず、1作品に数年もの独自取材をかける山崎豊子さんの作品が好きで殆ど読んだ者として言えば、今回の「白い巨塔」のキャストがどうもしっくりこないと言うのが第1印象だ。何かドラマ作りの朝日にしては拙速作品のように思えた。私は芸能一辺倒のフジテレビは嫌いだが、その下手なドラマ作りのフジテレビの15年前の唐沢寿明主演の「白い巨塔」より落ちると思えた。
どうも主役の二人、財前五郎役の岡田准一、里見脩二役の松山ケンイチは岡田君は身長が足りなくて迫力が無く、また松山君は真面目な研究の虫役なのに何かニヤけているようで軽く感じた。上司の東教授役の寺尾総、鵜飼医学部長役の松重豊実直そうな役柄の東教授役の寺尾総は崩れている感じで実直さが見えない。鵜飼医学部長役の松重豊は厭らしさがまるでない。私だったら堅物役の大河内恒夫教授役の岸部一徳と交換した方がと思った。全てにおいて役柄選定がちぐはぐだったと思った。音楽や演出に見るものがあっただけ残念に思ったと言うのが正直な気持ちである。15年前の唐沢寿明主演の「白い巨塔」の方が格段に上のように感じた。
参考までだが、この「白い巨塔」の製作発表時にまだ主役以外のキャストが決まらなかった時に、予想したキャストを私なりに考えたのを記事にしたので見て頂けばありがたいと思う。https://blogs.yahoo.co.jp/reikun11/29836456.html
 
これらの感想は本当に私の独断と偏見の感想である事を重ねて申し上げて終わりたい。