望月義夫環境相は28日午前の閣議後記者会見で、関連政治団体が政治資金収支報告書に事実と異なる記載をしていた問題を巡り、改めて辞意を否定した。賀詞交歓会の支出として計上した約660万円の具体的な使途などの詳細は、当時の領収書を破棄していることなどを理由に「定かではない」とした。
会見は午前9時前に始まり、日程を理由に約15分で打ち切られた。望月氏は冒頭、「環境省は様々な問題が山積しており、今後もしっかりと対応していきたい」と続投の意志を強調。収支報告書の虚偽記入などを禁じた政治資金規正法に抵触する恐れもあるが、「私自身はなんら法令違反はない」とも話した。
当時の領収書は保存義務期間を過ぎて破棄しているとし、「事務所の職員などに聞き、総合して判断した。社会的な風潮として政治家の金の使い方に様々(な批判が)あり、(亡くなった)家内がおもんばかって記載したのかなという形だ」と従来の釈明を繰り返した。追加の調査を行う考えは否定した。
関連政治団体「望月義夫後援会」は2008年、09年分の収支報告書で、賀詞交歓会の大会費として計約660万円を計上。望月氏は28日未明の会見で、賀詞交歓会は後援会とは別会計で、実際は別の会合費や会費などに充てられていたと説明した。
こんな事がもう常態化してしまっている。恥ずかしく無いのだろうか。しかも自民党が所属議員に対して、もう一度政治資金報告書の書き方の講習会を開くそうだ。ここまで来ると昔から言われている、「バカに付ける薬無い」を地で行ってる。こんなの国会議員としての質が無いと言うしかない。こんな連中が我が国の将来を決めているのかと思うと、情けなくて涙も出ない。自分らが考え自分らが自分らのために作った法律の意味も内容も理解してないで法律化して、しかもその書き方さえこれから講習会を開くなんぞ恥ずかしく無くて良く公に出来るもんだ。
夫婦が何故うまくいって存在してるか?それは互いの考え方や思いが共有出来るからである。つまりは価値観が一緒と言う事でもある。これが共有出来なくなった時に離婚に至ってしまうのである。と言う事は、議員と秘書や事務職も同じではないか。それがあるからこそ議員は彼らに全てを任せるのである。それをこんな肝心な事が当たり前に出来ないと言う事は、知らなかったと言う前に、それしか出来なかった彼らと同じ議員本人の質の無さが浮かび上がるのである。そう言う議員だからそう言う秘書や事務職しか集められなかった、いや使えなかったと言った方が良い。昔からよく言う、子を見れば親が解かると。また「親を見れば子が解かる」の逆も真なり。こんなのすぐクビだ!