書庫証明を自分で出したら驚いた

 今度車を買い替える事にしたため、自動車保管場所証明書=車庫証明が必要となり、行政書士に頼まないで自分で出す事にした。いつもは仕事に忙しいし、餅は餅屋と思っていたから、殆どディーラーに頼んでいた。が私の体がこのようになってしまったので、多少とも暇が出来たので自分で出す事にした次第なのだが、実際自分で書いてみて、何でこんな簡単な書類他人に頼んでいたのだろうかと言う事と、警察署の頭の固さには閉口した。これは頭が悪いと言うよりは、役人特有の、前例踏襲以外の何物でも無かった。申請書はその車の所有者であり、実際に運転するものであるから、問題はないが、問題はその案内図と、その保管する物の考え方である。誰が考えても実際にその車を保管する場所がどんなところで、どんなものに保管するのかを、誰が見ても解るような、ものでなくてはならない事はバカでなければ解ると言うものである。それには、その地域その特殊性もあろうが、要はそれが満足してれば良い筈だが、私の場合は違った。と言うよりも、今までいろんな人や、行政書士の先生方が出したようには書かなかったから、受け付けてもらえなかったと言った方が正しかったのかも知れない。私のところは、以前は私ら夫婦と息子夫婦に娘と5人分の車が入る車庫を造ってたが、夫々の車庫証明時にどの位置がどの車かわからなくなっていたので、車庫等含めた全車の位置と大きさが解る、我が家の平面図を用紙にわざわざ、ベクターをラスターに直して画像として、紙に収まるようにデジタル的に貼り付け、同じように案内図も貼り付けて、申請車庫部分を赤書きにして出した。そしたらそんな平面図じゃだめだと言われたのである。何故と聞いたら、その対象車庫だけ書けばよいので、そんな図面等はいらないと言われた。車庫証明の基準は様式もそうだが要は、その幅や長さやその前面道路の幅やその他の取得している車庫との重複がわかればよいのではと言ったが、だめだの一点張りで、最後はフリーハンドで対象車庫だけの平面図でOKとなった。私はおかしいと思うよりも、この役人画一的で、役人特有の前例踏襲のその要旨を理解出来ない、かたわ者と理解した。これだけではない。地方の警察署全般に言える事だが、難しい刑事事件も無いからそれに携わる事も無く、交通安全行政しか出来ない地方特有の警察署の現状を見た思いであった。このIT化の時代に、受け付ける方が駄目と言われればそれに従う他ない事に私は情けなさが先に立った。