NHK連続テレビ小説「花子とアン」に魅せられて

 私は商売柄お昼はほとんど会社で昼食をとる。そして必ず12:45からのNHK連続テレビ小説を見るのが日課である。この状態が始まったあたりの私は「あしたこそ」あたりからだから、とてつもなく長いのである。私にとっては高校生のあたりの「うず潮」からだ。殆ど見たが、とんでもなく嫌いな出演者でなくば全て見たと言ってよい。
 今度の「花子とアン」こんな古い戦時前・戦中戦時のドラマはたして今の現代人に受け入れられるのか当初は疑問視してた。私ら団塊の世代でも知らなかった、関東大震災時の物語である。大概は戦時中の物語は若い人たちに嫌われる筈なのだが、この「花子とアン」意外と面白いのである。最近の主人公花子の息子の歩を亡くすると時は正直最近に無く泣かされた。何か人間の生き様や、道徳を教えられるようで私は今これを見ないと落ち着かなくなってしまっている。こんなの一時のブームになった「おしん」の時以来である。途中2009年の「つばさ」や2012年の「純と愛」みたいな変なのがあったが、平均して良いものがあったのはうれしい事であった。