医療や介護の改革案を盛り込んだ「地域医療・介護推進法案」をめぐり、厚生労働省が21日の参院本会議で配った資料に誤りがあり、審議が止まった。本会議はそのまま閉会となり、予定されていた難病医療法案などの成立も先送りされた。
田村厚労相は議院運営委員会で謝罪。記者団には、「単純ミス。あってはならないことで、二度とないよう省内に徹底していく」と話した。関係者の処分も検討する。菅義偉官房長官も記者会見で、「国会の議事運営に支障を来し、大変申し訳ない。厚労省に厳しく注意をするとともに、政府として緊張感を持って対応したい」と述べた。
厚労省は、今国会に提出した労働者派遣法改正案でも罰則の記述を誤った。野党側は「政府・与党のたるみやおごりに尽きる。国会日程にも相当な影響が出る」(民主党の榛葉賀津也参院国対委員長)と批判。厚労省関係の法案審議に影響が出る可能性もある。
これ「難病助成、安定へ道筋 対象300疾患、150万人に 新法きょう成立」と題した朝日デジタル5月21日5:00の配信記事である
こんなミス我々も良くやる。良く見れば何の事無い、前後見れば単純なミスなのであるが、平穏な国会に静かな政局、攻めあぐねている民主のあせりが現れた現象だろう。それに何もやっても国民は許すだろうとの慢心さ故の気の緩みである。それと控えている「集団的自衛権の行使」の問題等で下手に事を荒立てたくない気持ちの表れとみる。こんな事チェックを二重三重にすれば防げるのだが、本当に国民をバカにしてるくらい弛みが蔓延してる。それと思い過ごしであるが、国民の支持が圧倒的だと思い違いしてる、霞が関と自民党の気持ちの表れとも言える。もっともこれも安倍政権の公約おさらいが試される次回の参議院選挙までの命であるから、せいぜい好きにする事である。