建学の精神を忘れた所得隠しの東海大学

 学校法人・東海大学が東京国税局の税務調査で、12億円あまりの所得隠しを指摘されたことが分かりました。
 関係者によりますと、東海大学は、関連会社が運営する高級レストランや会議室などを備えた「校友会館」について、関連会社に代わってビル側に年間4億円の家賃を支払っていました。関連会社からは、業務委託料の名目で年間2億5000万円を受け取っていましたが、東京国税局の税務調査で家賃と業務委託料の差額分は関連会社への寄付金にあたると判断されたということです。
 東京国税局は、他の経理処理を含めおととしまでの6年間でおよそ22億円の申告漏れを指摘し、このうち12億円あまりの所得隠しを指摘しました。過去の赤字分があったため、追徴税額は重加算税を含めおよそ8000万円で、東海大学は既に納付を済ませたということです。(25日11:26)

これ「TBSニュース」の報道である。

 解かり易いように、東海大学の財務諸表を紹介した。財務が解かる方々は、えっ!っと思うかも知れない。これは最早、大学と言うよりは、教育を商売と考えた結果にしか見えない。私も東海の創立者松前重義さんを尊敬してたが、日本大学の古田さんの真似をしたのかと一瞬思った。現代の後継者が創立者の精神を思い違いしてると思う典型である。せめて新島襄の現在の同志社を真似ろとまでは言わないが。
 
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