地震保険料値上げに異議!

 損害保険各社で構成する損害保険料率算出機構は26日、地震保険料率を平均15.5%引き上げる改定を金融庁に届け出た。地震保険料率が引き上げられれば、1980年、96年に続き3回目。東日本大震災を踏まえ、将来の巨大地震発生による被害リスクを見直したことに伴う措置。実施は2014年度前半になる見通し。
  例えば、保険金1000万円(期間1年)で、マンションなどの耐火建築物に割引が適用されない場合、東京都では現行の1万6900円から2万200円となる。 
 

時事通信の報道だ。
 

 私はこの記事を見て非常に不愉快を感じた。余りにも直情的だからである。確かに今度地震が起きた場合、保険会社、即ち全ての保険会社が保険金を払えず、倒産の憂き目を見るのは明らかである。そのリスクを回避するための措置としての値上げに他ならない。いわゆる保険業界。逆説すれば阪神淡路大震災前に地震の頻度の少ない時に、じゃあ保険契約者に還付したのかと言いたいし、今後何10年地震が無かった場合に、もらい過ぎを還付をするのかと言いたい。何も無い時は好き勝手に取っておいて、分が悪くなったら値上げとは、大変都合の良い商売ではないのかと言いたい。しかし、金の無いところから取れないのも事実である。だったら全世界の保険会社が共有出来得る制度を考えろと言いたい。

※ここ2~3日ドコモXi(クロッシー)が繋がらず更新できずにおりました。