今頃やめた方がいいよ、石原都知事さん

 石原慎太郎東京都知事は12日の記者会見で、自らを党首とする新党結成について「中央官僚の国家支配をぶち壊さなきゃいけない。私は身を捨てて何でもやるつもりだ」と意欲をみせた。同時に「後は私の年齢(80歳)と健康だ」とも語った。近く健康診断の結果が出るのを踏まえて最終判断する考えとみられる。
 石原氏は今年4月、新党構想の「白紙」を宣言。代わって、都による沖縄県石垣市尖閣諸島購入計画を発表した。しかし、9月になり、尖閣諸島は国有化され、長男である自民党石原伸晃前幹事長が党総裁選に敗れたことで、新党結成の障害は取り除かれたとの見方も出ていた。ただ、新党の母体となるたちあがれ日本の幹部によると、石原氏は「健康状態に相当神経質になっている」という。
 石原氏はまた、橋下徹大阪市長が代表の新党「日本維新の会」が、都議会で現行憲法の無効確認を求める請願に賛意を示した地域政党東京維新の会」との連携の見直しを決めたことに対し「間違っている。(橋下氏は)なまじ法律家だから。占領軍がつくった憲法は廃棄したらいい」と批判した。
 これに対し、橋下氏は市役所で記者団に対し「破棄をするのは現行憲法ではなく帝国憲法であるべきであり、憲法破棄は権力者としては絶対にやってはいけない一線だ。石原氏と合わない」と反論した。そのうえで「憲法について石原氏としっかり話をさせてもらいたい」と述べた。
 

産経新聞の報道だ。
 
 
 
 思うに橋下維新の陰りを見ての決断だろう。80にもなって何が新党だ。本人何か勘違いしてないか。
 私が以前このブログで指摘したが、1975年、彼が現職の美濃部亮吉東京都知事に、初めて対立候補として立った時に、都知事選挙での演説にて相手側の美濃部亮吉さんについての発言で「前頭葉の退化した60、70の老人に政治を任せる時代は終わったんじゃないですか。」と言った事をもう忘れたのか。そんな自分は60、70の老人以下ではないか。例えどう言う場合であっても、どう言う人間に対しても、人間少なくても、その相手に対して敬いの心を持つのが礼儀と私は理解している。自分は何様なのか。大企業の会社が集まる大都市東京で、それこそ地方から商売で掠め取った金を、本社が東京にあると言うだけで、昨年間4.2兆円(法人都民税もそうだが、固定資産税・都市計画税は考えられないくらい多い)もの税収に助けられ、自分は都庁に2時間/日ほどしか居なくても、子飼いの猪瀬直樹副知事等に仕事を任せ、自分の子らとプライベートの別無く旅行の出来る輩である。とても庶民云々語る資格等無い。