自民党、犬の遠吠え

谷垣禎一総裁「憲政の常道を逸脱した暴挙」
山本一太政審会長「藤村長官は職務放棄」
麻生太郎元首相 「非を認めて衆院解散を」
町村信孝元外相 首相の所信表明は「平凡、平板、中身なし」
古賀誠元幹事長 「首相の資質がない」
伊吹文明氏 野田内閣も「本質は振り込め詐欺内閣」
高村正彦氏 国会会期問題「言行不一致の極み、不正心・不誠意」
 
 実はこれ産経新聞に出た自民党の重鎮の、民主党野田政権への批判発言を列挙したものである。
 立場が変わればこうも変る発言になるのかと改めて感じた。これを見ればやはり政治と言うものは、ある意味立場を変えた逆禁反言の法理のようなものであり、ホント人間ていい加減に思える。
 思うに私は、もう自民党は過去の政党としか思えない。何故なら政権交代以後2代にわたる民主党の不手際にも関わらず、一向に支持率が増えないで同等かそれ以下である。それだけ国民不信は大きく、回復は厳しい。国民はやはり賢いのだろうと思われる。55年体制以来の長年のやり放題のツケはやはり大きいのだろう。国民は忘れていないのである。自民党の面々は今ここで、大きく変わらなければもう後が無いのである。それに気付いた時から新しい政党として、脱皮できる事を自民党は知るべきである。